*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は円高が重しとなり弱い動き
5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反落、買い一巡後は円高が重しとなり弱い動き
・ドル・円は軟調、米金利安で
・値下がり寄与トップはTDK<6762>、同2位は京セラ<6971>
■日経平均は反落、買い一巡後は円高が重しとなり弱い動き
日経平均は反落。前日比71.18円安(-0.18%)の38727.19円(出来高概算10億5000万株)で前場の取引を終えている。
4日の米国株式市場は反発。ダウ平均は134.13ドル高の44556.04ドル、ナスダックは262.06ポイント高の19654.02で取引を終了した。トランプ政権が対中関税を計画通り発動し中国も報復関税を発表したため貿易摩擦の深刻化を警戒し、寄り付き後、まちまち。ただ、中国の報復が的を絞った措置にとどまったほか、米中首脳が関税を協議するとの報道を受けて、上昇に転じた。また、長期金利の低下や、ソフトウエア会社パランティアの好決算がナスダックを押し上げ、相場を支援。終盤にかけて、上げ幅を拡大し終了した。
米国株高を材料に東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は一時39000円台を回復する場面を見せたが、トランプ関税への警戒感などが根強く、買い一巡後の日経平均は上げ幅を縮小し、前日比マイナス圏で取引を終えた。決算発表銘柄に関心が向かっているほか、為替が1ドル153円台前半まで円高ドル安が進行したことも重しとなった。
日経平均採用銘柄では、決算内容が嫌気されて三越伊勢丹<3099>、ニチレイ<2871>、三菱電機<6503>が下落したほか、寄付きは決算を材料に買い優勢でスタートした横河電機<6841>が買い一巡後は前日比マイナスで推移した。このほか、ソシオネクスト<6526>、TDK<6762>、アルプスアルパイン<6770>、京セラ<6971>、スクリーンHD<7735>などが売られた。
一方、10-12月期営業利益が市場コンセンサスを上回ったことからパナHD<6752>が大幅高となったほか、11時に発表した決算と増配などが材料視されて丸紅<8002>が上げ幅を拡大。また、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>の海運株もそろって買われた。このほか、東京建物<8804>、住友化学<4005>、UBE<4208>、信越化<4063>、しずおかFG<5831>、ふくおか<8354>などが上昇した。
業種別は、医薬品、空運、機械、陸運、食料品などが下落した一方、海運、倉庫・運輸、その他製品、情報・通信、鉄鋼などが上昇した。
後場の東京市場は、決算発表銘柄に関心が向かい、日経平均やTOPIXは前日終値水準での小動き推移となりそうだ。12時台には、旭化成<3407>、郵船<9101>、13時台には、日清食HD<2897>、トヨタ自<7203>、15時に、キッコーマン<2801>、フジHD<4676>、ダイキン<6367>、ミネベアミツミ<6479>、コンコルディア<7186>、島津製作所<7701>、野村<8604>、東武<9001>、KDDI<9433>などが決算発表を予定している。
■ドル・円は軟調、米金利安で
5日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、154円46銭から153円12銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でややドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.0380ドル台に持ち直した。一方、大型連休明けの中国市場の株安で、円買いが主要通貨を下押し。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円12銭から154円46銭、ユーロ・円は159円02銭から160円31銭、ユーロ・ドルは1.0369ドルから1.0386ドル。
■後場のチェック銘柄
・ビートレンド<4020>、HENNGE<4475>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・NZ・10-12月期失業率:5.1%(予想:5.1%、7-9月期:4.8%)
・日・12月現金給与総額:前年比+4.8%(予想:+3.7%、11月:+3.9%)
・中国・1月財新サービス業PMI:51.0(予想:52.4、52.2)
【要人発言】
・ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長
「政策スタンスの変更を急ぐ必要はない」
「中期的に漸進的な利下げを引き続き想定している」
・赤沢経済再生相
「足もとはインフレの状態という認識、植田総裁と齟齬ない」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
・日経平均は反落、買い一巡後は円高が重しとなり弱い動き
・ドル・円は軟調、米金利安で
・値下がり寄与トップはTDK<6762>、同2位は京セラ<6971>
■日経平均は反落、買い一巡後は円高が重しとなり弱い動き
日経平均は反落。前日比71.18円安(-0.18%)の38727.19円(出来高概算10億5000万株)で前場の取引を終えている。
4日の米国株式市場は反発。ダウ平均は134.13ドル高の44556.04ドル、ナスダックは262.06ポイント高の19654.02で取引を終了した。トランプ政権が対中関税を計画通り発動し中国も報復関税を発表したため貿易摩擦の深刻化を警戒し、寄り付き後、まちまち。ただ、中国の報復が的を絞った措置にとどまったほか、米中首脳が関税を協議するとの報道を受けて、上昇に転じた。また、長期金利の低下や、ソフトウエア会社パランティアの好決算がナスダックを押し上げ、相場を支援。終盤にかけて、上げ幅を拡大し終了した。
米国株高を材料に東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は一時39000円台を回復する場面を見せたが、トランプ関税への警戒感などが根強く、買い一巡後の日経平均は上げ幅を縮小し、前日比マイナス圏で取引を終えた。決算発表銘柄に関心が向かっているほか、為替が1ドル153円台前半まで円高ドル安が進行したことも重しとなった。
日経平均採用銘柄では、決算内容が嫌気されて三越伊勢丹<3099>、ニチレイ<2871>、三菱電機<6503>が下落したほか、寄付きは決算を材料に買い優勢でスタートした横河電機<6841>が買い一巡後は前日比マイナスで推移した。このほか、ソシオネクスト<6526>、TDK<6762>、アルプスアルパイン<6770>、京セラ<6971>、スクリーンHD<7735>などが売られた。
一方、10-12月期営業利益が市場コンセンサスを上回ったことからパナHD<6752>が大幅高となったほか、11時に発表した決算と増配などが材料視されて丸紅<8002>が上げ幅を拡大。また、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>の海運株もそろって買われた。このほか、東京建物<8804>、住友化学<4005>、UBE<4208>、信越化<4063>、しずおかFG<5831>、ふくおか<8354>などが上昇した。
業種別は、医薬品、空運、機械、陸運、食料品などが下落した一方、海運、倉庫・運輸、その他製品、情報・通信、鉄鋼などが上昇した。
後場の東京市場は、決算発表銘柄に関心が向かい、日経平均やTOPIXは前日終値水準での小動き推移となりそうだ。12時台には、旭化成<3407>、郵船<9101>、13時台には、日清食HD<2897>、トヨタ自<7203>、15時に、キッコーマン<2801>、フジHD<4676>、ダイキン<6367>、ミネベアミツミ<6479>、コンコルディア<7186>、島津製作所<7701>、野村<8604>、東武<9001>、KDDI<9433>などが決算発表を予定している。
■ドル・円は軟調、米金利安で
5日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、154円46銭から153円12銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でややドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.0380ドル台に持ち直した。一方、大型連休明けの中国市場の株安で、円買いが主要通貨を下押し。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円12銭から154円46銭、ユーロ・円は159円02銭から160円31銭、ユーロ・ドルは1.0369ドルから1.0386ドル。
■後場のチェック銘柄
・ビートレンド<4020>、HENNGE<4475>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・NZ・10-12月期失業率:5.1%(予想:5.1%、7-9月期:4.8%)
・日・12月現金給与総額:前年比+4.8%(予想:+3.7%、11月:+3.9%)
・中国・1月財新サービス業PMI:51.0(予想:52.4、52.2)
【要人発言】
・ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長
「政策スタンスの変更を急ぐ必要はない」
「中期的に漸進的な利下げを引き続き想定している」
・赤沢経済再生相
「足もとはインフレの状態という認識、植田総裁と齟齬ない」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
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