東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターではゴム製品、化学、精密機器、情報通信、電力ガス、食料品が軟調。半面、金属製品、医薬品、海運、非鉄金属が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、花王<4452>が軟調。一方で、東エレク<8035>、アステラス<4503>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>が下支えとなった。
終日弱含みではあったが、日経平均は25日線の攻防となり、下値を売り込む流れにはならなかった。米マイクロン・テクノロジーの時間外の上昇が支援材料となり、値がさハイテク株の上昇が下支えとなった。また、米政府高官の見解として、トランプ大統領と中国の習近平国家主席がG20首脳会議で予定する会談は米中通商協議の再開が目的であり、その可能性は十分にあると報じられている。米中が友好の意思表示として追加関税の発動を見送る方向で合意する可能性はあるとも伝えており、改めてショートポジションを積み上げてくる動きはなさそうである。一方で、協議進展期待から買い上がる流れにもならず、引き続きこう着感の強い相場展開が意識されやすい。
その他、本日はハイテク株の一角が指数を下支えする格好だったが、NYタイムズでは、一部関係者の話として、インテルなどの米企業が中国のファーウェイに一部製品を供給する方法を見つけたと、報じているようである。米企業が海外で生産した製品は必ずしも米国製とは見なされないとの見方のようだが、トランプ大統領の反応が警戒されそうであり、ハイテク株物色の持続性については、見極めが必要であろう。
<CN>
この銘柄の最新ニュース
TDKのニュース一覧- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … アドテスト、デンソー、OLC (4月26日~5月1日発表分) 2024/05/04
- ADR日本株ランキング~日産自など全般売り優勢、シカゴは大阪比比170円高の38360円~ 2024/05/04
- 前日に動いた銘柄 part2 ヤマト・インダストリー、フォーバルRS、売れるネット広告など 2024/05/03
- 【↓】日経平均 大引け| 続落、大型連休を控え上値は重い (5月2日) 2024/05/02
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅に続落、ファーストリテやTDKが2銘柄で約57円分押し下げ 2024/05/02
マーケットニュース
TDKの取引履歴を振り返りませんか?
TDKの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。