東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1700を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは輸送用機器が3%を超える上昇となったほか、海運、銀行、パルプ紙、非鉄金属、卸売、保険が2%を超える上昇となった。一方で、その他製品が唯一マイナスとなっている。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、TDK<6762>、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>がけん引。一方でファナック<6954>が重石となった。
南欧の政治リスクが後退し、6月12日で調整中の米朝首脳会談の開催に現実味が増してくる流れを受けて、先物主導でのインデックス買いが日経平均を押し上げる格好となっている。また、リスクオンに向かう中、足元で売り込まれていた輸出関連などを買い戻す動きが散見されている。輸出関連については貿易戦争への警戒から積極的に買い上がる動きには向かいづらい面はあるが、リバランスの流れが中心になりやすく、ディフェンシブ物色よりも、景気敏感セクターが見直されやすいところである。週末には先物オプション特別清算指数算出日(メジャーSQ)を控え、手掛けづらさがありそうだが、節目の22500円ところを明確に上放れてくるようだと、ヘッジに伴う一段の上昇が意識されやすいだろう。(村瀬智一)
<AK>
この銘柄の最新ニュース
TDKのニュース一覧- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は反発、ソフトバンクGが1銘柄で約53円分押し上げ 今日 12:32
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反落、ファーストリテや東エレクが2銘柄で約187円分押し下げ 2024/11/07
- 15時の日経平均は91円安の3万9389円、ファストリが163.35円押し下げ 2024/11/07
- 14時の日経平均は154円安の3万9326円、ファストリが158.03円押し下げ 2024/11/07
- 13時の日経平均は116円安の3万9364円、ファストリが132.28円押し下げ 2024/11/07
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
TDKの取引履歴を振り返りませんか?
TDKの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。