東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が950を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、パルプ紙、倉庫運輸、不動産、電気機器など8業種が上昇。一方、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、石油石炭など25業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、中外薬<4519>、ソニーG<6758>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、フジクラ<5803>が軟調だった。
次期政権に対する大胆な経済対策への期待が相場を後押しし、リスク選好ムードが続いた。また、前日の米国市場では、利下げ期待が相場を支えるなかで主要株価指数は上昇。なかでもナスダック指数が最高値を更新した流れから、東京市場でも半導体など指数インパクトの大きい値がさ株が買われるなかで、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。ただ、44000円台乗せで過熱感が警戒され、いったんは達成感からの利食いが入りやすかったとみられる。
もっとも、後場に入り下落に転じるところまでの下げは想定していなかっただろう。週末には9月限の先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることもあり、トレンドが大きく出る局面ではヘッジ対応の動きが強まりやすい。朝方はヘッジ対応の買いが先行したが、その後軟化するのも速かったため、先物主導でリバランスの動きに向かわせた格好だろう。43500円辺りでの底堅さをみせてくるようだと、再動意の展開が意識されよう。
<CS>
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