東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1300に迫り、全体の8割近くを占めた。セクター別では、小売、その他製品、石油石炭、鉱業など9業種が上昇。一方、銀行、電気ガス、金属製品、陸運、建設など24業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、アドバンテス<6857>、ソニーG<6758>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、日東電工<6988>、TDK<6762>が軟調だった。
前日の米国市場は高安まちまちのなか、ナスダック指数が最高値を更新した。これを受けて朝方は半導体関連株などに買いが先行したほか、月次動向が良好だったファーストリテなど小売株にも値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時160円を超えた。ただ、連騰による高値警戒感などから戻り待ちの売りや利食い売りが次第に増えたほか、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引しており、全体としては利食いの動きが目立つ格好だった。
日経平均は小幅に続伸したが、重要イベントを前に積極的な売買は手控えられた。パウエルFRB議長の発言内容を見極めたいところであり、「利下げは急がない」というこれまでの発言に修正を加えるのかどうかや、2%程度というインフレ率に自信があるという発言内容についても変化が出てくるのかがポイントとなりそうだ。また、経済指標も4日が11月のADP全米雇用報告、6日の雇用統計など重要指標が目白押しで、日経平均は39000円台固めの展開となりそうだ。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
ソニーGのニュース一覧- 前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?― 今日 05:30
- 【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、方向感を欠くなか後場切り返す (12月4日) 2024/12/04
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅に3日続伸、ファーストリテやリクルートHDが2銘柄で約127円分押し上 2024/12/04
- 日経平均は3日続伸、韓国情勢重しも防衛関連などが強い動き 2024/12/04
- 日経平均4日大引け=3日続伸、27円高の3万9276円 2024/12/04
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ソニーグループの取引履歴を振り返りませんか?
ソニーグループの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。