―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から8日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.4 和田興産 <8931>
21年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比72.7%減の6.5億円に大きく落ち込み、通期計画の25億円に対する進捗率は26.4%にとどまり、5年平均の78.8%も下回った。
▲No.5 岡山製紙 <3892>
21年5月期第2四半期累計(6-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比43.3%減の4.3億円に落ち込み、通期計画の7億円に対する進捗率は5年平均の114.3%を下回る62.0%にとどまった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6734> ニューテック JQ -20.36 1/ 8 3Q 18.27
<2706> ブロッコリー JQ -3.91 1/ 8 3Q 35.28
<9903> カンセキ JQ -2.03 1/ 8 3Q 86.84
<8931> 和田興産 東2 -1.73 1/ 8 3Q -72.70
<3892> 岡山製紙 JQ -1.21 1/ 8 上期 -43.34
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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