日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。注目された12月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方が強まった。10日のNYダウは700ドル近く下げ、昨年11月以来の水準まで下げたこともあり、13日は自律反発といったところだろう。
米国では14日に12月の卸売物価指数(PPI)、15日に12月の消費者物価指数(CPI)が控えていることもあり、FRBの利下げ減速を後押しする可能性もあるため、積極的な売買は手控えられそうだ。また、アドバンテスト<6857>など直近で強い動きをみせてきたハイテク株だが、エヌビディアの下げが重荷になりそうだ。また、バイデン米政権はAI向け半導体輸出で新規制を発表しており、手掛けづらくさせそうだ。
そのほか、シカゴ先物は38705円で終えたが、一時38135円まで急落する場面もみられた。売り一巡後の戻りの鈍さが意識されてくるようだと、先物主導で下へのバイアスが強まる可能性を警戒しておきたいところであろう。そのため、物色はやや内需系にシフトしやすいほか、インデックスに絡んだ商いの影響を避ける狙いから、個人投資家の資金はグロース市場などの中小型株に向かいやすい。また、決算を手掛かりとした個別に材料の出た銘柄に向かわせよう。
なお、10日の取引終了後に決算を発表したところでは、オプトエレクト<6664>、タキヒヨー<9982>、イオン<8267>、インターアク<7725>、NPC<6255>、農業総合研究所<3541>、フィルカンパニー<3267>、アイドマHD<7373>、インテリックス<8940>、アスタリスク<6522>、良品計画<7453>、バイク王<3377>などが注目されそうだ。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
オプトエレのニュース一覧- 前日に動いた銘柄 part1 日パレット、宮越HD、ゴールドウインなど 今日 07:15
- 【↑】日経平均 大引け| 続伸、先物主導の買いで3万8000円台を回復 (3月26日) 2025/03/26
- 決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … ファマライズ、オプトエレ (3月25日発表分) 2025/03/26
- 東証スタンダード(大引け)=値上がり優勢、バリオ、北越メが一時S高 2025/03/26
- オプトエレは4日ぶり反落、原材料価格上昇で12~2月期最終赤字 2025/03/26
マーケットニュース
- 14時の日経平均は311円安の3万7716円、アドテストが139.94円押し下げ (03/27)
- 13時の日経平均は402円安の3万7624円、アドテストが138.63円押し下げ (03/27)
- 日経平均は363円安、ダウ平均先物底堅く東京市場で安心感に (03/27)
- 米国株見通し:下げ渋りか、重要経済指標を前に見極めも (03/27)
おすすめ条件でスクリーニング
オプトエレクトロニクスの取引履歴を振り返りませんか?
オプトエレクトロニクスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。