東芝テック、今期経常を一転6％減益に下方修正

　東芝テック <6588> が2月6日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.6％増の124億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の180億円→155億円(前期は164億円)に13.9％下方修正し、一転して5.9％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の83.2億円→58.2億円(前年同期は105億円)に30.0％減額し、減益率が21.3％減→44.9％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比57.2％減の27.7億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.8％→2.8％に大幅悪化した。

株探ニュース