■キャピタルA <3965> 926円 (+45円、+5.1%)
キャピタル・アセット・プランニング <3965> [東証S]が3日ぶり急反発。生命保険会社向けに申し込みや見積書作成などのシステム開発を手掛けるほか、銀行や証券などの資産管理システムの育成も図っている。生保向け受託開発が好調で収益を牽引、足もとの業績は会社側の想定を大幅に上回って推移している。21日取引終了後、同社は23年9月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の2億円から3億円(前期は2億6000万円の赤字)に増額した。
■BeeX <4270> 3,790円 (+180円、+5.0%)
BeeX <4270> [東証G]が急反発。同社は21日取引終了後、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)公共部門ソリューションプロバイダー(PS-SPP)の認定を取得したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。PS-SPPとは、AWS公共部門パートナー(PSP)プログラムのなかでも、特に幅広いクラウドベースのソリューションと経験を持つパートナーが、公共部門エンドカスタマーに再販・リセールするためのプログラム。同社は今後、得意とするエンタープライズ領域のデジタルトランスフォーメーション(DX)化で得た知見、既に認定済みのAWS認定プログラムの知見・サービスとあわせて、公共部門でDX化を支援するとしている。
■デサント <8114> 4,070円 (+185円、+4.8%)
デサント <8114> [東証P]が大幅高で6日続伸。SMBC日興証券が21日、デサントの目標株価を5100円から5500円に引き上げた。投資評価は「1」を継続した。中国事業が想定以上に好調を継続していると指摘。株価は同業他社と比べて割高感が少なく、今後のアップサイドに期待が可能との見方を示す。同証券はデサントの24年3月期の純利益予想を126億円から138億円に見直した。
■TOWA <6315> 3,730円 (+145円、+4.0%)
TOWA <6315> [東証P]が大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日、TOWAの目標株価を3600円から4400円に引き上げた。レーティングは「バイ」を継続する。パワー半導体や車載用半導体の需要の底堅さに加えて、メモリー向けモールド装置の需要がHBM(広帯域幅メモリー)市場の拡大とともに来期以降、本格化すると予測。同証券はTOWAの25年3月期営業利益予想を100億円から102億円に見直した。
■アジャイル <6573> 2,664円 (+89円、+3.5%)
アジャイルメディア・ネットワーク <6573> [東証G]が大幅続伸。同社は22日、「成果報酬型インフルエンサー施策」の提供を開始したと発表しており、これが材料視されたようだ。成果報酬型インフルエンサー施策は、商品に興味を持ったインフルエンサーによる自発的な施策参加応募のあと、実施企業による選考を行い、選ばれたインフルエンサーSNS投稿により、獲得した顧客数に応じてインフルエンサーに費用を支払う仕組み。フォロワー数にかかわらず顧客獲得数(成果単位)で費用が発生するため、多額の初期費用がほぼかからずに実施することが可能だという。
■ミダックHD <6564> 1,790円 (+55円、+3.2%)
ミダックホールディングス <6564> [東証P]が3日ぶり大幅反発。同社は21日取引終了後、し尿や一般廃棄物の収集運搬を手掛けるフレンドサニタリー(三重県津市)の全株式を取得し、子会社化したと発表。これによる収益力向上などが期待されたようだ。同社グループは、創業から一般廃棄物の収集運搬事業を手掛けているほか、自治体が認可を買い上げるまでの約18年間、し尿の収集運搬事業を強みとして展開していた経緯があり、フレンドサニタリーとは高い親和性を持っているとしている。
■トラースOP <6696> 352円 (+11円、+3.2%)
トラース・オン・プロダクト <6696> [東証G]が3日ぶり大幅反発。21日の取引終了後、流通小売店舗向けDX(デジタルトランスフォーメーション)製品「店舗の星」システムでの技術に関して特許を取得したと発表。今後のビジネスへの好影響から、買いが集まったようだ。ネット上に点在する消費者評価を集め、リアル店舗の商品にその評価を見える化する技術について、特許を取得した。今後、「店舗の星」を展開する予定の国において移行手続きを進めていく。
■ダイワ通信 <7116> 1,564円 (+45円、+3.0%)
ダイワ通信 <7116> [東証S]が3日ぶり大幅反発。21日の取引終了後、AIソリューションの取り組みとして、AIをデバイスや端末などエッジに搭載し、そのエッジで処理を行うエッジAI機器「IWA BOX」を発売すると発表しており、好材料視された。「IWA BOX」は、既存の防犯カメラシステムに対してAI(画像分析)を付加し、行動検知ができる製品。携帯電話で通話しながらATMを操作している人の検知や建設現場、製造工場で倒れている人の検知などでの活躍が期待されているという。
■トビラシステ <4441> 944円 (+27円、+2.9%)
トビラシステムズ <4441> [東証P]が3日ぶり反発。21日の取引終了後、法人向け通話録音装置「トビラフォンBiz」で新機能の提供を始めると発表しており、これが好感された。今回提供する機能は、独自開発の医療向け音声認識エンジンを活用し、通話音声を高精度でテキスト化するというもの。高齢の患者との会話や細かい症状などの通話音声をテキスト化することで通話内容の把握が容易になるという。
■ニーズウェル <3992> 693円 (+19円、+2.8%)
ニーズウェル <3992> [東証P]が4日ぶり反発。21日の取引終了後、大手物流サービス会社から倉庫管理システム「SmartWMS」の機能追加を受注したと発表しており、好材料視された。倉庫管理システム「SmartWMS」は入荷・在庫・帳票類の発行・出荷・棚卸など物流センター内の一連の作業をペーパーレスで実現するソリューション。22年に導入したのは、取引先で配送先別に商品を仕分けて納品されたものを配送ルート別に仕分けて配送するTC1型の物流センターに対応した機能のみに限定した「SmartWMS」だったが、今回の受注は取引先から納品された商品を物流センターで配送先別に仕分けて配送するTC2型についての機能追加となり、こうした必要な時に機能拡張が可能な点などが評され受注に至ったとしている。
■プロクレHD <7384> 2,088円 (+27円、+1.3%)
プロクレアホールディングス <7384> [東証P]が3日ぶり反発。22日正午ごろ、公的資金を全額返済したと発表しており、好材料視された。整理回収機構が引き受けている同社の第一種優先株式を自社株として取得し完済した。なお、取得した優先株式は22日全て消却したとしている。
■UNITED <2497> 956円 (+12円、+1.3%)
UNITED <2497> [東証G]が4日ぶり反発。21日の取引終了後、事業承継マッチングプラットフォーム「relay」を運営するライトライト(宮崎県宮崎市)へ出資したと発表しており、好材料視された。ライトライトは、従来社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネーム(事業者名の公開)で行う業界初の事業承継マッチングプラットフォーム「relay」を提供している。ライトライトでは、今回のユナイテッドの出資による調達資金を開発とコーディネーターを中心とした採用に投資していく予定としている。
※22日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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