ＱＢネットＨＤが朝高後値を消す、国内大手証券は「２」でカバレッジ開始

　キュービーネットホールディングス<6571.T>は朝高後、値を消す展開。同社はヘアカット専門店「ＱＢ　ＨＯＵＳＥ」を運営しており、今年３月下旬に東証１部市場に新規上場した。大和証券は７日、同社株の投資判断を新規「２（アウトパフォーム）」でカバレッジを開始した。目標株価は２０２０円とした。既存ユーザーの継続利用に加え認知度向上を背景にした既存店への新規来店の増加が見込めるとみている。同証券では、１８年６月期の連結営業利益予想を１５億４０００万円（会社予想１７億１４００万円）としているが、１９年６月期の同利益は１８億２０００万円、２０年６月期の同利益は２０億７０００万円を見込んでいる。

　ただ、同社の株価は上値が重い状態。上場に際し投資ファンド「インテグラル」による大量売り出しが実施されたことから、株式需給の悪さが嫌気された地合いが続いており、株価は公開価格（２２５０円）を下回る状態がとなっている。

出所：minkabuPRESS