廃棄物処分事業の売上高は前年同期比16.1%増の59.58億円、セグメント利益は同27.4%増の32.17億円となった。最終処分場を運営する連結子会社の株式会社ミダック社において、管理型最終処分場「奥山の杜クリーンセンター」における受け入れ枠の拡大によって、建設業界との大型の取引を中心に廃棄物受託量は大きく増加した。
収集運搬事業の売上高は前年同期比56.8%増の8.31億円、セグメント利益は同119.8%増の1.41億円となった。産業廃棄物においては、物価高騰に伴う価格改定を推し進めたことで受託単価は向上し、売上高は安定して推移した。一般廃棄物においては、新型コロナウイルス感染症における感染症法上の分類移行を受け、飲食店等から排出される一般廃棄物の回収量は増加傾向にあったほか、新規開拓にも注力した結果、受託量は増加した。また、2023年9月に連結子会社となったフレンドサニタリー社の業績も反映された
仲介管理事業の売上高は前年同期比1.6%減の0.91億円、セグメント利益は同13.1%増の0.63億円となった。大型工事案件等によって、協力会社への仲介が安定的に推移した。
2024年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比19.8%増(前回予想比10.1%増)の93.07億円、営業利益が同21.7%増(同11.3%増)の33.54億円、経常利益が同18.7%増(同11.2%増)の31.96億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.6%増(同0.1%減)の17.28億円としている。
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