本日のマザーズ先物は、前週末の米国株高などを背景に買い戻しの動きが先行して始まりそうだ。前週末の米国市場は、米中貿易協議の進展期待から幅広い銘柄が買われ、NYダウ、ナスダック総合指数はともに過去最高値を更新した。シカゴの日経225先物も反発しており、個人投資家センチメントの改善に寄与しそうだ。また、マザーズ市場では、IPOが相次ぎ、好スタートを切る銘柄多い。足元では、マザーズ指数やマザーズ先物に直接影響を与えることはないが、直近IPO銘柄が騰勢を強めることで個人投資家心理の改善につながり、市場では「間接的にマザーズ先物買いへとつながる可能性が高い」との指摘も聞かれている。また、マザーズ先物は今月に入り、4％近く下落するなど、日経平均などを比較して極端に出遅れている。センチメントの改善により、買い戻しの動きが強まる可能性もありそうだ。一方で、直近IPO銘柄への資金集中によって時価総額上位銘柄が大きく下落するとなると、マザーズ先物の重石となりそうだ。なお、本日はｇｂＨＤ<6557>が新規に上場する。上値のメドは865.0pt、下値のメドは855.0ptとする。
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