なお、通期の経常利益は従来予想の5.1億円(前期は4.7億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年3月期第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、コロナ禍が落ち着き、経済活動が正常化するなか、ダイレクトメール事業における商業DMや定期刊行物等の封書及び宅配便の発送代行サービス、EC事業者の商品保管や在庫管理、商品注文時の梱包や発送を行うフルフィルメントサービス、双方の新規顧客の獲得及び既存顧客からの受注が堅調に推移したことに加え、インターネット事業も前年同期から大きく伸長いたしました。この結果、2023年9月28日に公表した東京都国立市の物流拠点用の土地建物の取得にかかる費用が生じたものの、各段階利益のいずれにおいても前回発表予想を上回る見通しとなりました。 一方、売上高については、利益率重視の観点から、ダイレクトメール事業において発送代行サービスの受注活動は拡大しつつも、利益率の高いフルフィルメントサービスの受注活動により注力したこと、及びインターネット事業のバーティカルメディアサービスにおいてプロダクト構成が変化したことにより、前回発表予想との乖離が生じました。 発送代行サービスにおいては、DM機械の導入によるインフラの増強、インターネット事業で培ったマーケティング施策による集客の拡大、SFA(Sales Force Automation)の活用による営業活動の効率化、コストの見直し等、多方面にサービス拡大の為の投資と業務改善を継続することで、着実に実績を積み上げております。また、フルフィルメントサービスについては、安価でシンプルな料金体系や充実したサポート体制を強みに、EC通販市場の拡大に伴い増加している煩雑な出荷関連業務の外部委託ニーズを的確に捉え大きく伸長しております。 また、インターネット事業についても、バーティカルメディアサービスにおいて利益率の高い自社メディアが好調に推移したことで、営業利益が大きく伸長いたしました。このような直近の業績動向を見込み、2024年3月期第2四半期(累計)連結業績予想を修正いたします。 なお、2024年3月期通期連結業績予想につきましては、上述した国立市の物流倉庫開設に伴う今期における影響等を精査中であることから、前回公表数値から変更しておりません。今後の業績動向を踏まえ、通期業績予想を見直す必要が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。※ 上記予想は、当社が本資料の発表日現在において入手可能な情報による判断及び仮定を前提としており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。
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