後場の日経平均は30円高でスタート、三菱重や川崎重などが高い
日経平均;38241.90;+30.89TOPIX;2674.08;+2.68
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比30.89円高の38241.90円と、前引け(38117.44円)から上げに転じてスタート。ランチタイム中の日経225先物は38150円-38250円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=145.50-60円と午前9時頃から70銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んで方向感の定まらない動きで0.3%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で推移し0.3%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。今日の前場、注目された衆院財務金融委員会での植田日銀総裁などの発言に対する市場の反応が限定的だったことが安心感となっているもよう。一方、朝方に比べやや円高・ドル安方向に振れていることに加え、今晩は「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されていることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。
セクターでは、精密機器、その他金融業、建設業が上昇率上位となっている一方、電気機器、卸売業、非鉄金属が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、シャープ<6753>、オリックス<8591>、アシックス<7936>、ダイキン<6367>、IHI<7013>、三菱重<7011>、中外薬<4519>、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>、川崎重<7012>が高い。一方、KOKUSAI<6525>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、住友林<1911>、さくら<3778>、フジクラ<5803>、コマツ<6301>が下落している。
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