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2023/05/10 - 山洋電(6516) の関連ニュース。■ピアズ <7066> 1,370円 (+300円、+28.0%) ストップ高 ピアズ <7066> [東証G]がストップ高。8日の取引終了後に23年9月期業績予想の修正を発表。純利益を4億8000万~5億2200万円(前期1億100万円の赤字)とし、従来予想のレンジ(300万~6500万円)から大幅に引き上げたことが好感された。非対面型で接客を行う「オンライン接客サービス」の需要が想定を上回り、オンライン接客による成約率向上など収益率が大幅に改善したことが寄与。また、イベントプロモーション案

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6516東証プライム

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山洋電気のニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/05/10 05:30

ピアズ <7066>  1,370円 (+300円、+28.0%) ストップ高

 ピアズ <7066> [東証G]がストップ高。8日の取引終了後に23年9月期業績予想の修正を発表。純利益を4億8000万~5億2200万円(前期1億100万円の赤字)とし、従来予想のレンジ(300万~6500万円)から大幅に引き上げたことが好感された。非対面型で接客を行う「オンライン接客サービス」の需要が想定を上回り、オンライン接客による成約率向上など収益率が大幅に改善したことが寄与。また、イベントプロモーション案件の受託が回復傾向にあることや、子会社売却に伴う特別利益なども利益を押し上げる見通し。なお、売上高予想については従来の57億500万~70億8000万円(同37億9300万円)を据え置いた。

スパバッグ <3945>  1,694円 (+300円、+21.5%) ストップ高

 スーパーバッグ <3945> [東証S]がストップ高。同社は8日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業損益の見通しを従来の3億2000万円の黒字から4億5000万円の黒字(前の期は4億9600万円の赤字)に上方修正したことが好感されているようだ。売上高予想も249億円から252億5300万円(前の期比0.5%増)に引き上げた。人流増加に伴う包装資材需要の回復が継続しているほか、利益面では事業構造改革による生産体制の効率化、不採算事業の見直し、固定費の削減に向けた取り組みなどが寄与した。

Aバランス <3856>  10,300円 (+1,500円、+17.1%) ストップ高

 Abalance <3856> [東証S]がストップ高。9日、23年6月期の連結業績予想の上方修正を発表した。業績見通しの引き上げは今期に入り3度目となり、材料視されたようだ。今期の売上高は1750億円から2150億円(前期比2.3倍)、最終利益は34億円から57億円(同6.6倍)に予想を見直した。太陽光パネルの製造販売を手掛けるベトナムのVSUN社において欧米市場向けの販売が想定を上回って推移し、利益率も改善した。VSUN社は23年1月に第4工場の稼働を開始したが、同工場生産の製品出荷分が連結業績に計上される時期は、多くが4-6月期以降を予定しているという。VSUN社の業績は極めて好調に推移している状況としたうえで、業績が更に上振れることを確認した場合は速やかに開示するとした。

世紀東急 <1898>  1,095円 (+150円、+15.9%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。世紀東急工業 <1898> [東証P]がストップ高。9日、配当性向を100%とする目標を掲げた新たな株主還元方針を発表。これを材料視した買い注文が集まった。同社は今回、配当性向とともに補完的な指標としてDOE(株主資本配当率)を8%とする目標も示した。これまでの株主還元方針は配当性向で30%程度、総還元性向で50%以上を目標としていた。30年度にROE(自己資本利益率)を10%とする中期的な目標達成に向け、積極的な利益還元を継続し自己資本をコントロールしていく。同時に24年3月期の業績見通しも発表した。売上高は前期比1.0%増の933億円、最終利益は同2.9倍の32億5000万円を見込む。年間配当予想は同60円増配の90円とした。

マクニカHD <3132>  4,385円 (+575円、+15.1%)

 東証プライムの上昇率3位。マクニカホールディングス <3132> [東証P]が3日続急騰、約2ヵ月半ぶりに年初来高値を更新した。独立系の半導体商社で売上高規模は既に実績ベースで1兆円を超え、 半導体商社ではトップクラスに位置する。8日取引終了後に発表した23年3月期決算では営業利益が前の期比68%増の616億4600万円と急拡大、過去最高利益を大幅に更新した。半導体はスマートフォンやパソコン向けメモリー需要が停滞しているものの、産業機器向けが好調で収益に貢献している。また、注力するセキュリティー関連がエンドポイントセキュリティ分野を中心に大幅な伸びを示している。24年3月期営業利益は前期比強含み横ばいの620億円を見込むが、株主還元強化を進め、年間配当は前期が140円(前の期実績100円)と大幅増配、今期は150円と連続増配を計画し、これも好感された。また、PER5倍台と株価指標面から割安感が顕著なことも、物色人気を増幅させたようだ。

セルシス <3663>  764円 (+100円、+15.1%) ストップ高

 セルシス <3663> [東証S]がストップ高。イラスト制作ソフトを主力にデジタル機器向けソフト開発を手掛け、Web3分野を育成している。同社が8日取引終了後に発表した23年12月期第1四半期の決算は、営業利益が前年同期比20%増の5億4800万円と大幅な伸びを達成、今上期予想に対する進捗率は90%を超えた。これを材料視する形で投機資金が集中した。株価は4月下旬以降、650円近辺でのもみ合いを継続していたが、直近は出来高増勢のなか上値を慕う動きをみせていた。

JFE <5411>  1,870円 (+237円、+14.5%)

 東証プライムの上昇率4位。JFEホールディングス <5411> [東証P]が続急騰、1600円台半ばに位置する75日移動平均線が上値抵抗ラインとして意識されてきたが、9日はそこを一気に上回る強い足をみせた。同社が8日取引終了後に発表した24年3月期の業績予想は最終利益が前期比17%増の1900億円と2ケタ伸長を予想している。これは事前のコンセンサスを大きく上回る水準で、買いを呼び込む格好となった。中国経済の回復が市況押し上げ効果をもたらすほか、鋼材需要は自動車向けを中心に好調を見込んでいる。また、今期の年間配当は前期実績比20円増の100円を計画している。同社株をはじめ鉄鋼セクターは低PBR銘柄が多く、株高修正期待が潜在していることで物色人気に拍車がかかりやすい。

ジーエヌアイ <2160>  1,135円 (+104円、+10.1%)

 ジーエヌアイグループ <2160> [東証G]が続急騰。9日の寄り前、連結子会社で米バイオテック企業であるカルジェンが、アストラゼネカグループのベンチャーキャピタルであるアストラゼネカ-CICCファンドをリード・インベスターとする新しい資金調達で4000万ドルを調達したと発表しており、好材料視された。今回の資金調達は、がん領域およびその他の疾患における標的タンパク質分解誘導剤の社内パイプラインの開発を支援するのが狙い。なお、同件によるジーエヌアイグループの連結業績に対する影響は軽微としている。

りたりこ <7366>  2,787円 (+251円、+9.9%)

 東証プライムの上昇率5位。LITALICO <7366> [東証P]が6日続急伸。同社は8日取引終了後、24年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比20.2%増の37億5000万円としていることが好感されたようだ。売上高は同24.1%増の300億円を見込む。LITALICOワークス事業及びLITALICOジュニア事業は引き続き積極的に新規出店を行うほか、プラットフォーム事業は営業力を強化し契約事業所獲得ペースを加速させるとしている。

川崎汽 <9107>  3,480円 (+295円、+9.3%)

 東証プライムの上昇率6位。川崎汽船 <9107> [東証P]が続急伸した。8日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。売上高は前期比7.7%減の8700億円、経常利益は同81.2%減の1300億円、最終利益は同82.7%減の1200億円を計画する。年間配当も実質減配を見込むが、大幅減益と減配の見通しが公表されることに関してはある程度、株価には織り込まれていたようだ。一方、株主還元策を巡っては配当に加え、今期は最低500億円の追加還元を予定していることを明らかにし、これをポジティブ視した買いが集まったとみられる。コンテナ船市況は徐々に巡航速度に戻る過程にあるといい、影響を今期の業績予想に反映した。ドライバルク市況の軟化も見込む半面、自動車船事業は堅調に推移するとみて、営業利益は前期比7.8%増の850億円を見込む。想定為替レートは期中平均で1ドル=125円29銭とした。今期の年間配当は200円を予定。同社は昨年10月1日付で1対3の株式分割を実施した。前期の年間配当は、株式分割前の基準で1200円だった。

住友商 <8053>  2,645円 (+165円、+6.7%)

 住友商事 <8053> [東証P]が続急伸し、高値を更新した。9日、23年3月期の連結決算とともに、自社株買いと消却の実施を発表した。更に今期の年間配当を前期比5円増配の120円とする計画を示し、好感されたようだ。同社は取得総数1200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の約1.0%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いを5月10日から6月9日の間に実施する。取得した株式の全数を7月24日に消却する予定。23年3月期の連結決算は、最終利益が前の期比21.9%増の5651億7800万円だった。北米鋼管事業や資源・エネルギートレードが好調に推移。資源価格の上昇や、前の期に航空機リース事業でロシア・ウクライナ関連の損失を計上した反動もあって、業績は計画を上振れて着地した。24年3月期の最終利益は前期比15.1%減の4800億円を見込む。

キッセイ <4547>  2,907円 (+176円、+6.4%)

 キッセイ薬品工業 <4547> [東証P]が3日ぶりに急反発。同社は5月8日大引け後に決算を発表、23年3月期の連結営業損益は11.2億円の赤字(前の期は14億円の赤字)に赤字幅が縮小し、24年3月期は42億円の黒字に浮上する見通しとなったことで好感されたようだ。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の4.34%にあたる200万株(金額で60億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は5月10日から24年3月29日まで。また、6月12日付で250万株の自社株を消却する。

兼松 <8020>  1,893円 (+109円、+6.1%)

 兼松 <8020> [東証P]が続急伸し新値追い。同社は9日午前11時30分ごろ、24年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比4.1%増の405億円としていることや、年間配当計画を前期比15円増配の90円としていることが好感されたようだ。収益は同5.3%増の9600億円を見込む。電子・デバイス事業、食料事業、車両・航空事業が堅調に推移するとみている。なお、想定為替レートは1ドル=135円としている。

サンワテク <8137>  2,084円 (+118円、+6.0%)

 サンワテクノス <8137> [東証P]が6日続急伸。同社は8日の取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の4.52%にあたる70万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されたようだ。買い付け期間は5月9日から10月31日までとなる。

F&LC <3563>  3,515円 (+190円、+5.7%)

 FOOD & LIFE COMPANIES <3563> [東証P]が続急伸した。9日、23年9月期第2四半期累計(22年10月-23年3月)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比2.2%増の1432億9800万円、最終利益は同35.1%減の36億2500万円だった。大幅な最終減益となったが、直近四半期の23年1-3月期では同34%の最終増益となった。業績の底入れを期待した買いを集めたようだ。第2四半期累計では、最終利益の進捗率は通期計画に対し約60%に上った。SNSで拡散された迷惑動画の影響が懸念されるなか、国内スシロー事業は減収減益となった。半面、海外スシロー事業は新規出店効果もあって、大幅な増収増益となった。

グリムス <3150>  2,204円 (+94円、+4.5%)

 グリムス <3150> [東証P]が大幅反発。8日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が275億2600万円から313億9200万円(前の期比35.0%増)へ、営業利益が27億円から36億円(同46.9%増)へ、純利益が17億9600万円から24億6500万円(同14.2%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。小売電気事業で契約口数が純増したことや、独自燃調や相対電源の確保などにより調達価格変動リスクを抑制したこと、更に冬場の電力市場価格が低位で推移したことなどが要因。また、エネルギーコストソリューション事業で事業用太陽光発電システムの販売が好調に推移したことも寄与した。

スターゼン <8043>  2,396円 (+80円、+3.5%)

 スターゼン <8043> [東証P]が大幅高。9日午後2時ごろ、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が3900億円から4250億円(前の期比11.4%増)へ、営業利益が68億円から81億円(同17.3%増)へ、純利益が57億円から74億円(同23.7%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。輸入食肉の国内相場の高値推移などに加えて、観光地・行楽地における外食需要の回復などにより相対的に利益率の高い国産牛肉で特に取扱量が増加したこと、販売機会ロスの削減や早期販売を意識した在庫コントロールが功を奏したことなどが要因としている。

インソース <6200>  1,266円 (+41円、+3.4%)

 インソース <6200> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。同社は民間企業や官公庁を対象に講師派遣型研修を軸とした人材サービスを展開する。民間の旺盛な需要を開拓して、足もとの業績は好調に推移している。8日取引終了後に発表した23年9月期上期(22年10月-23年3月)決算は、営業利益が前年同期比15.2%増の19億3000万円と2ケタ伸長を示した。これを評価する形で投資資金が流入した。

三井海洋 <6269>  1,483円 (+47円、+3.3%)

 三井海洋開発 <6269> [東証P]が大幅高で4日ぶりに反発。8日の取引終了後、南米のガイアナ・ウアルプロジェクト向けFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)のプロジェクトを正式受注したと発表しており、好材料視された。今回受注したのは、FPSOのEPCI(設計から機器購入、建造、据付までの一括工事)業務及びオペレーション&メンテナンス業務で、エクソン・モービル から受注した。なお、同プロジェクトでは、東洋エンジニアリング <6330> [東証P]との合弁会社オフショア・フロンティア・ソリューションズ(OFS)がFPSOの設計から機器購入、建造を三井海洋から請け負うことになるとしている。

山洋電 <6516>  6,990円 (+210円、+3.1%)

 山洋電気 <6516> [東証P]が大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は8日、同社株のレーティング「バイ」と目標株価9000円を継続した。収益性の良いクーリングシステムの中長期的な成長確度は高いとみているほか、サーボシステム部門の利益率は価格改定効果などで今後回復が期待できる、と指摘。23年3月期に続き24年3月期も連結営業利益は最高益見通しにあるが、足もとの株価は連結PER6倍台、同PBR0.9倍台の水準にある。今後は底堅い業績に対する評価などから更なる株価の上昇を予想している。

※9日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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