デジタル技術で迅速に高精度な計画・施策を自動立案
サプライチェーン最適化シミュレーション基盤のイメージ
アズワン株式会社(本社:大阪府大阪市西区、代表取締役社長:井内 卓嗣/以下、アズワン)と株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長兼CEO:小島 啓二/以下、日立)は、サプライチェーン全体の最適化を支援するシミュレーション基盤(以下、本基盤)の構築に向けた検討を開始しました。すでにPoC(概念検証)に着手しており、今年9月末まで、複数の物流センターおよび代表的な品目を対象に各種データを活用し、本基盤導入によるアズワンユーザーの利便性向上の効果検証を実施します。
本基盤は、サイバー空間上にサプライチェーン全体をモデル化(デジタルツイン化)し、再現することにより、受注から調達・出荷・配送までの各種データを活用した施策評価や日々の最新データを加味した高精度な計画の自動立案を行います。具体的には、市場環境の変化に追従した需給調整案や輸送条件の変化などに即応した物流拠点変更案などの施策評価、仕入先への生産要求や適切な在庫計画などの自動立案が可能です。なお、本基盤は、流通業や製造業などに導入実績がある日立のLumada*1ソリューション「サプライチェーン最適化サービス*2,3」を活用しています。
アズワンと日立は、物流の2024年問題もあり、輸配送における無駄の排除を喫緊の課題とし、自社だけではなくサプライチェーン全体を捉えて検討する必要があると考え、本基盤の構築に向けた取り組みを開始しました。さらには、アズワンは受注・発注・出荷・売上などの膨大なトランザクションデータに加え、1,000万点を超える取扱商品のデータベースなどのさまざまなデータを保有しており、それらの活用による業務の高度化をめざしています。2025年度中にそれらのデータと本基盤を連携させ、全拠点・全品目を対象としたサプライチェーン全体の最適化をめざします。
*1 Lumada:お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション・サービス・テクノロジーの総称 https://www.hitachi.co.jp/products/it/lumada/
*2 日立の計画最適化ソリューション
https://www.hitachi.co.jp/products/infrastructure/portal/industry/optimization/index.html
*3 日立のサプライチェーン最適化サービス https://www.twx-21.hitachi.ne.jp/contents/service/sco/index.html
■日立の「サプライチェーン最適化サービス」の特長
日立は、これまでのサプライチェーン改革のノウハウを活用した、サプライチェーンにおける標準的な業務ロジックを取り揃えています。お客さまは、自社の業務に合う業務ロジックを選択するだけで、容易にサプライチェーンのモデルを構築することが可能です。従来、数ヶ月を要していたサプライチェーンの仮想モデルの構築時間を大幅に効率化し、早期に運用を開始することができます。
モデルにはお客さま特有の業務ロジックも柔軟に組み込むことができ、現場業務の状況にあわせた精度の高いシミュレーションを実現します。また、日立独自の高速シミュレーションエンジンを採用することで、品目数が膨大で複雑なサプライチェーンにおいても、短時間でのデータ分析を可能にし、日々の変化に対応するサプライチェーン全体の最適化を継続的に行うことを支援します。
日立の「サプライチェーン最適化サービス」の概念図
■Hitachi Social Innovation Forum 2024 JAPANでの紹介について
日立の「サプライチェーン最適化サービス」は、日立が2024年9月4日(水)~5日(木)に開催する「Hitachi Social Innovation Forum 2024 JAPAN」において、ご覧いただけます。
展示会場の「EX02-03: 未来をつかむ日立の計画最適化ソリューション」にてご紹介する予定です。
詳しくは、オフィシャルサイト(https://www.service.event.hitachi/regist/)をご覧ください。
■アズワンについて
アズワンは、研究・産業・医療の領域で、ヒト・モノ・情報・サービスのハブとして、研究者、エンジニア、医療従事者にソリューションを提供する理化学機器の総合卸・商社です。内外4,200社のサプライヤーから供給される製品(研究用機器・消耗品、無塵手袋・工具、病院・介護用品等)の取扱量は1,000万SKUを超え、業界の商品データベースとしての存在感を高めています。これら品揃えをカタログ・eコマースという効率的なデジタルツールを使いながら、全国4,800社の販売店を通じて淀みなく供給している、日本の科学技術の縁の下の力持ちです。
2024年3月期連結売上高955億円(14年連続増収)、連結従業員数711人
https://www.as-1.co.jp/
■日立製作所について
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」という3セクターの事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。3セクターの2023年度(2024年3月期)売上収益は8兆5,643億円、2024年3月末時点で連結子会社は573社、全世界で約27万人の従業員を擁しています。
詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください。
■お問い合わせ先
アズワン株式会社 広報IR部
06-6447-8821 asone_ir@so.as-1.co.jp
〒550-8527 大阪府大阪市西区江戸堀二丁目1番27号
株式会社日立製作所 インダストリアルデジタルビジネスユニット お問い合わせフォーム
https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/industry/jp/general/form.jsp
サプライチェーン最適化シミュレーション基盤のイメージ
アズワン株式会社(本社:大阪府大阪市西区、代表取締役社長:井内 卓嗣/以下、アズワン)と株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長兼CEO:小島 啓二/以下、日立)は、サプライチェーン全体の最適化を支援するシミュレーション基盤(以下、本基盤)の構築に向けた検討を開始しました。すでにPoC(概念検証)に着手しており、今年9月末まで、複数の物流センターおよび代表的な品目を対象に各種データを活用し、本基盤導入によるアズワンユーザーの利便性向上の効果検証を実施します。
本基盤は、サイバー空間上にサプライチェーン全体をモデル化(デジタルツイン化)し、再現することにより、受注から調達・出荷・配送までの各種データを活用した施策評価や日々の最新データを加味した高精度な計画の自動立案を行います。具体的には、市場環境の変化に追従した需給調整案や輸送条件の変化などに即応した物流拠点変更案などの施策評価、仕入先への生産要求や適切な在庫計画などの自動立案が可能です。なお、本基盤は、流通業や製造業などに導入実績がある日立のLumada*1ソリューション「サプライチェーン最適化サービス*2,3」を活用しています。
アズワンと日立は、物流の2024年問題もあり、輸配送における無駄の排除を喫緊の課題とし、自社だけではなくサプライチェーン全体を捉えて検討する必要があると考え、本基盤の構築に向けた取り組みを開始しました。さらには、アズワンは受注・発注・出荷・売上などの膨大なトランザクションデータに加え、1,000万点を超える取扱商品のデータベースなどのさまざまなデータを保有しており、それらの活用による業務の高度化をめざしています。2025年度中にそれらのデータと本基盤を連携させ、全拠点・全品目を対象としたサプライチェーン全体の最適化をめざします。
*1 Lumada:お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション・サービス・テクノロジーの総称 https://www.hitachi.co.jp/products/it/lumada/
*2 日立の計画最適化ソリューション
https://www.hitachi.co.jp/products/infrastructure/portal/industry/optimization/index.html
*3 日立のサプライチェーン最適化サービス https://www.twx-21.hitachi.ne.jp/contents/service/sco/index.html
■日立の「サプライチェーン最適化サービス」の特長
日立は、これまでのサプライチェーン改革のノウハウを活用した、サプライチェーンにおける標準的な業務ロジックを取り揃えています。お客さまは、自社の業務に合う業務ロジックを選択するだけで、容易にサプライチェーンのモデルを構築することが可能です。従来、数ヶ月を要していたサプライチェーンの仮想モデルの構築時間を大幅に効率化し、早期に運用を開始することができます。
モデルにはお客さま特有の業務ロジックも柔軟に組み込むことができ、現場業務の状況にあわせた精度の高いシミュレーションを実現します。また、日立独自の高速シミュレーションエンジンを採用することで、品目数が膨大で複雑なサプライチェーンにおいても、短時間でのデータ分析を可能にし、日々の変化に対応するサプライチェーン全体の最適化を継続的に行うことを支援します。
日立の「サプライチェーン最適化サービス」の概念図
■Hitachi Social Innovation Forum 2024 JAPANでの紹介について
日立の「サプライチェーン最適化サービス」は、日立が2024年9月4日(水)~5日(木)に開催する「Hitachi Social Innovation Forum 2024 JAPAN」において、ご覧いただけます。
展示会場の「EX02-03: 未来をつかむ日立の計画最適化ソリューション」にてご紹介する予定です。
詳しくは、オフィシャルサイト(https://www.service.event.hitachi/regist/)をご覧ください。
■アズワンについて
アズワンは、研究・産業・医療の領域で、ヒト・モノ・情報・サービスのハブとして、研究者、エンジニア、医療従事者にソリューションを提供する理化学機器の総合卸・商社です。内外4,200社のサプライヤーから供給される製品(研究用機器・消耗品、無塵手袋・工具、病院・介護用品等)の取扱量は1,000万SKUを超え、業界の商品データベースとしての存在感を高めています。これら品揃えをカタログ・eコマースという効率的なデジタルツールを使いながら、全国4,800社の販売店を通じて淀みなく供給している、日本の科学技術の縁の下の力持ちです。
2024年3月期連結売上高955億円(14年連続増収)、連結従業員数711人
https://www.as-1.co.jp/
■日立製作所について
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」という3セクターの事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。3セクターの2023年度(2024年3月期)売上収益は8兆5,643億円、2024年3月末時点で連結子会社は573社、全世界で約27万人の従業員を擁しています。
詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください。
■お問い合わせ先
アズワン株式会社 広報IR部
06-6447-8821 asone_ir@so.as-1.co.jp
〒550-8527 大阪府大阪市西区江戸堀二丁目1番27号
株式会社日立製作所 インダストリアルデジタルビジネスユニット お問い合わせフォーム
https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/industry/jp/general/form.jsp
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