―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ヤマシタHD <9265>
20年5月期の連結経常利益を従来予想の4億5300万円→6億3900万円(前期は6億1700万円)に41.1%上方修正し、一転して3.6%増益見通しとなった。
★No.2 ATAO <3550>
20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比1.6%増の6.9億円となり、通期計画の8.8億円に対する進捗率は79.2%に達したものの、3年平均の86.5%を下回った。
★No.4 アドヴァン <7463>
20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.7%増の54.9億円に伸び、通期計画の52億円に対する進捗率が105.8%とすでに上回り、さらに5年平均の82.8%も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9265> ヤマシタHD 東1 +31.06 1/ 8 上期 188.12
<3550> ATAO 東M +13.01 1/ 8 3Q 1.60
<6552> ゲームウィズ 東1 +3.32 1/ 8 上期 -44.02
<7463> アドヴァン 東1 +2.47 1/ 8 3Q 14.66
<6469> 放電精密 JQ +0.64 1/ 8 3Q 赤転
<9414> BS11 東1 +0.17 1/ 8 1Q 7.97
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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