(割安)株など景気循環株を中心に買いが入る中、早々に28000円を回復すると、その後も堅調に推移。前引けにかけて騰勢を強めた後は、今晩に発表を控える米3月消費者物価指数(CPI)を前に後場はほぼ様子見となったが、この日の高値圏での堅調推移が続いた。
大引けの日経平均は前日比159.33円高の28082.70円となった。東証プライム市場の売買高は9億9854万株、売買代金は2兆4386億円だった。セクターでは海運、卸売、鉄鋼が上昇率上位となった一方、精密機器、不動産の2業種のみが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の72%、対して値下がり銘柄は24%だった。
個別では、著名投資家ウォーレン・バフェット氏による追加投資の報道が引き続き手掛かりとなり、丸紅<8002>、住友商事<8053>、三井物産<8031>など商社株が大幅続伸。景気後退懸念の緩和を背景に信越化学<4063>のほか、郵船<9101>、商船三井<9104>の海運、INPEX<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業、日本製鉄<5401>、神戸製鋼所<5406>の鉄鋼、コマツ<6301>、クボタ<6326>の建機などが高い。建機では決算が好感された竹内製作所<6432>が急伸。コシダカHD<2157>も好決算を手掛かりに急伸し、わらべや日洋HD<2918>は堅調決算や配当方針の変更が材料視された。業績予想を上方修正したセラク<6199>、大阪での統合型リゾート施設(IR)開設に向けた報道を手掛かりにオーイズミ<6428>、日本金銭機械<6418>なども急伸となった。
一方、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>の半導体、村田製<6981>、新光電工<
6967>などのハイテクの一角が軟調。前日同様、円安が追い風となる中でもトヨタ自<7203>は冴えなかった。前日の決算を受けてた急伸したSHIFT<3697>が大きく反落したほか、SREHD<2980>、Appier Group<4180>、シンプレクスHD<4373>、鎌倉新書<6184>などグロース(成長)株が全般軟調に推移。ローツェ<6323>は今期2ケタ営業減益見通しが失望されて急落。業績予想を下方修正したインターアクション<7725>も大幅安。ほか、イズミ<8273>、イオンFS<8570>が決算を嫌気される形で下落した。
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