■MIC <300A> 1,321円 (+300円、+29.4%) ストップ高
MIC <300A> [東証S]がストップ高。同社は13日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4-12月)の単体決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正した。今期の売上高予想を6億円増額して120億円(前期比18.6%増)、最終利益予想は1億4900万円増額して5億6800万円(同55.6%増)に見直した。期末一括配当予想は6円40銭増額して24円(前期比4円増配)に引き上げており、これらを評価した買いを集めたようだ。共同配送サービス「Co.HUB」が好調に推移するなか、1-3月期には同社のサービスを複数の新規顧客が導入する予定で、業績が想定を上回る見通しとなった。同社は昨年12月25日東証スタンダード市場に新規上場した。
■Amazia <4424> 382円 (+80円、+26.5%) ストップ高
Amazia <4424> [東証G]がストップ高。同社は13日取引終了後、海外向けに日本のエンタメ玩具を販売する越境ECサービス「Fandom Tokyo」を2月下旬にも開始すると発表。期待感が高まるかたちとなったようだ。「Fandom Tokyo」では、特に海外で人気の高い日本のトレーディングカード、フィギュア、プラモデル、缶バッジ、ぬいぐるみなどを北米や欧州を中心に販売する予定。また、将来的には既存のマンガアプリ事業で注力しているオリジナル作品のグッズを販売し、シナジーにつなげるとしている。なお、同時に公表した25年9月期第1四半期(24年10-12月)の連結決算は、売上高が7億5000万円(24年9月期第4四半期から連結決算に移行したため前年同期との比較なし)、営業損益は1億1400万円の赤字だった。
■レナ <4889> 1,525円 (+300円、+24.5%) ストップ高
レナサイエンス <4889> [東証G]がストップ高。13日取引終了後に発表した4-12月期単独決算は売上高が6500万円(前年同期比45.6%減)、最終損益が1億5400万円の黒字(前年同期2億2200万円の赤字)だった。黒字転換したことが買い材料視されたようだ。各種の一時金やマイルストーン収入を計上したものの売上高は前年同期の水準には至らなかった。研究開発費の計上もあり営業損益ベースでは赤字となったものの、米企業とのディスポーザブル極細内視鏡におけるライセンス契約の解約に伴う解約金収入や日本医療研究開発機構の医療研究開発革新基盤創成事業の債務減額に伴う債務免除益が寄与し、最終損益ベースでは黒字に浮上した。
■ブリッジ <7039> 1,741円 (+300円、+20.8%) ストップ高
ブリッジインターナショナル <7039> [東証G]がストップ高。14日正午、24年12月期の連結決算発表にあわせ、株主還元方針の変更を発表。配当性向50%以上を目標として累進配当を導入するとの方針を打ち出した。これを踏まえ、25年12月期の年間配当予想を85円(前期比50円増配)とし、材料視されたようだ。今期の業績予想についてはレンジで開示した。売上高は前期比10.0~20.0%増の94億7700万~103億3800万円、最終利益は同3.8%減~4.8%増の6億3100万~6億8800万円となる見通しを示している。
■高砂香 <4914> 6,150円 (+1,000円、+19.4%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。高砂香料工業 <4914> [東証P]がストップ高。13日の取引終了後、25年3月期の連結業績・配当予想を上方修正したと発表。売上高予想を50億円増額して2250億円(前期比14.8%増)、最終利益予想を60億円増額して140億円(同5.2倍)に引き上げた。また、期末配当予想を80円増額して160円に見直しており、これらをポジティブ視した買いを集めることとなった。米国子会社で欧米向け医薬品中間体の出荷が増加。東南アジアでは飲料向けフレーバーやフレグランスの出荷が拡大した。投資有価証券の売却益も最終利益を押し上げる。年間配当予想は240円(同170円増配)となる。4-12月期の売上高は前年同期比18.3%増の1757億100万円、最終利益は同3.3倍の105億6200万円だった。
■菱鉛筆 <7976> 2,663円 (+406円、+18.0%)
東証プライムの上昇率2位。三菱鉛筆 <7976> [東証P]が4日続急騰。13日の取引終了後、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比4.7%増の930億円、営業利益は同7.5%増の131億円、最終利益は同14.8%減の96億円を計画する。最終減益予想とするものの、営業・経常利益は前期に続き過去最高益を更新する見通し。また、前期の期末配当を従来の見通しから2円増額して25円(前期の年間配当は46円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比2円増配の48円とした。自社株買いと特別株主優待の実施も公表しており、好感されたようだ。同社は今後3カ年の中期経営計画も発表した。筆記具事業の継続的な成長と、非筆記具事業の規模の拡大を図り、27年12月期に売上高を1030億円、営業利益を155億円に伸ばす目標を掲げた。自社株買いは総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.73%)、総額27億円を上限として、2月14日から7月29日の間に実施。8月25日に取得株式の全数を消却する。更に、25年6月末と26年6月末を基準日として、100株以上を1年以上保有する株主を対象に、昨年買収したLamy社の万年筆などを贈呈する特別株主優待を実施する。このほか同社は、ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドから受領した約150億円の自己株式取得などを求める株主提案に反対することを決議したと開示している。
■ライオン <4912> 1,866円 (+282円、+17.8%)
東証プライムの上昇率3位。ライオン <4912> [東証P]が急反騰。13日取引終了後に25年12月期連結業績予想を発表し、売上高を前期比1.7%増の4200億円、営業利益を同23.3%増の350億円と発表した。配当予想も前期比3円増の30円とした。好調な見通しを好感した買いが入った。同時に発表した24年12月期決算は売上高が前の期比2.5%増の4129億4300万円、営業利益が同38.4%増の283億8700万円だった。海外事業の好調が全体を牽引した。歯ブラシやボディーソープなどを手掛ける一般用消費財事業は減収となったものの、粗利率の改善や販管費の減少でセグメント利益は増加した。あわせて27年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。最終年度に売上高4500億円、営業利益400億円を目指す。
■パークシャ <3993> 4,720円 (+700円、+17.4%) ストップ高
東証プライムの上昇率4位。PKSHA Technology <3993> [東証P]がストップ高。13日取引終了後に10-12月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比25.9%増の48億6400万円、純利益は同2.6倍の13億9500万円と急拡大。これを好感した買いが膨らんでいる。生成AIの出現に伴って同社の強みである自然言語処理技術の適応範囲が拡張し、パートナー企業からのニーズに対応したアルゴリズムソフトウエアの研究開発やソリューション案件が継続して増えているという。ソリューション案件の獲得やプロダクト販売の拡大に加え、M&A効果が寄与し全体を大きく押し上げた。
■ペプドリ <4587> 2,327.5円 (+338円、+17.0%)
東証プライムの上昇率5位。ペプチドリーム <4587> [東証P]が続急騰。13日の取引終了後、24年12月期の連結決算を発表した。売上高は前の期比62.6%増の466億7600万円、最終利益は同4.9倍の150億1400万円となった。大幅な増収増益でかつ、計画に対して上振れして着地した。25年12月期も増収で連続最高益更新の計画を示しており、見直し買いを誘う格好となった。前期は放射性医薬品領域のほか、ペプチド医薬品など非放射性医薬品領域で着実な進捗を重ねた。今期の売上高は前期比5.0%増の490億円、最終利益は同0.6%増の151億円を見込む。
■プレイド <4165> 1,107円 (+150円、+15.7%) ストップ高
プレイド <4165> [東証G]がストップ高。13日の取引終了後、25年9月期第1四半期(10-12月期)の連結決算を発表。売上高は前年同期比26.0%増の31億9000万円、営業損益は4億2800万円の黒字(前年同期は2600万円の赤字)、最終損益は2億9200万円の黒字(同1600万円の赤字)となった。営業損益の黒字額の通期計画に対する進捗率は第1四半期ながら約63%に上り、評価されたようだ。同社はCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を提供する。10-12月期はサブスクリプション売上高が順調に拡大したほか、サービス・コンサルティング関連の売上高が計画を大きく上回って着地した。
■TOPPAN <7911> 4,703円 (+632円、+15.5%)
東証プライムの上昇率6位。TOPPANホールディングス <7911> [東証P]が続急騰。13日取引終了後、25年3月期連結業績予想について純利益を700億円から800億円(前期比7.5%増)へ上方修正すると発表した。従来の減益予想から一転増益となる見通しを示しており、これをポジティブ視した買いを集めた。投資有価証券や固定資産の売却による特別利益が上振れするため。売上高、営業利益予想については従来予想から変更はない。
■日機装 <6376> 1,142円 (+150円、+15.1%) ストップ高
東証プライムの上昇率8位。日機装 <6376> [東証P]がストップ高。14日午後3時、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の連結業績予想を開示。今期の売上高予想は前期比8.0%増の2305億円、最終利益予想は同42.0%増の113億円とした。また、年間配当予想は同6円増配の36円とした。増益・増配計画を示したことが好感されたようだ。業績が回復途上にある航空宇宙事業とメディカル事業を補う形で、インダストリアル事業での収益が拡大する。
■川田テク <3443> 3,220円 (+420円、+15.0%)
東証プライムの上昇率9位。川田テクノロジーズ <3443> [東証P]が4日続急騰。13日の取引終了後、25年3月期の業績・配当予想の修正について開示した。今期の最終利益予想をこれまでの69億円から88億円(前期比16.7%増)に引き上げた。減益予想から一転して最終増益を予想する。更に、期末配当予想を従来の55円から85円に増額修正しており、物色人気化した。大型工事を中心に設計変更を想定以上に獲得し、原価低減も進展。採算性の改善に加えて、持ち分法適用会社において来期以降に予定していた収益が前倒しで計上される見込みとなった。通期の売上高予想は据え置いた。年間配当予想は130円で、前期の年間配当は1対3の株式分割前の水準で393円だった。4-12月期の売上高は前年同期比4.2%増の1009億8400万円、最終利益は同2.0倍の80億8700万円だった。
■サイボウズ <4776> 3,180円 (+362円、+12.9%)
サイボウズ <4776> [東証P]が4日続急騰。13日の取引終了後、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比21.3%増の360億400万円、最終利益予想は同66.1%増の59億400万円とした。大幅増益で連続最高益更新計画を示したほか、年間配当予想は同10円増配の40円としており、好感されたようだ。クラウドサービスの契約社数の伸長とともに価格体系の改定による効果を見込む。24年12月期の売上高は前の期比16.7%増の296億7500万円、最終利益は同42.8%増の35億5500万円だった。
■クオリプス <4894> 5,400円 (+565円、+11.7%)
クオリプス <4894> [東証G]が急反騰。中期波動の分水嶺である75日移動平均線との下方カイ離を解消、底値圏もみ合いからの離脱を明示した。大阪大学発のバイオベンチャーで、iPS細胞由来の再生医療製品の開発を手掛けており、心筋症治療向けの細胞シートなどに傾注している。同社が13日取引終了後に開示した25年3月期第3四半期(24年4~12月)決算は最終損益が6億1100万円の赤字(前年同期は5億300万円の赤字)だった。赤字幅は拡大したものの想定の範囲内。一方、決算発表を通過したことで、虚血性心疾患による重症心不全を適応症としたヒトiPS細胞由来細胞シートの製造販売承認に向けた期待が、改めて買いの根拠となった。
■大倉工 <4221> 3,555円 (+345円、+10.8%)
大倉工業 <4221> [東証P]が3日続急騰。14日、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の業績予想と中期経営計画を公表した。27年12月期までの3カ年では資本効率の向上と株主還元の拡充に向け、特別配当の実施によりDOE(株主資本配当率)を3.5%の水準とする方針を示した。そのうえで、前期の期末配当をこれまでの見通しから5円増額して105円(前期の年間配当は160円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比35円増配の195円とし、高配当利回りに着目した買いを誘ったようだ。25年12月期の売上高は前期比4.7%増の850億円、経常利益は同9.6%増の56億円、最終利益は同0.9%増の44億円を計画。最終利益は前期に続き過去最高益の更新を予想する。新規材料事業で大型液晶パネル向け光学フィルムの稼働率が高まる見通し。27年12月期の業績目標は、売上高を930億円、経常利益を71億円とした。
■Arent <5254> 6,710円 (+640円、+10.5%)
Arent <5254> [東証G]が急反騰。同社は2月13日大引け後(15:30)に決算を発表、25年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比53.7%増の6億円に拡大したことで好感されたようだ。通期計画の14.3億円に対する進捗率は41.9%となり、前年同期の40.7%とほぼ同水準だった。
※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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