日経平均は大幅反発、日米貿易交渉への期待感からじり高に(訂正)
米国株は下落し、為替も円高推移となったことなどから、東京市場は高安まちまちで取引を開始。日経平均は前日終値水準で取引を開始した後は、米国で開始した日米貿易交渉をめぐる短期筋による思惑先行の買いが入りじりじりと上昇。日経平均は一日の高値圏で取引を終えた。ただ、日米貿易交渉の動向を見極めたいとするムードも強く、売買代金は3兆円台に留まった。
大引けの日経平均は前日比457.20円高(+1.35%)の34377.60円となった。東証プライム市場の売買高は15億6634万株。売買代金は3兆7410億円。業種別では、石油・石炭、保険、銀行、鉱業、その他製品などが上昇した一方、水産・農林、倉庫運輸の2セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は72.3%、対して値下がり銘柄は24.3%となっている。
日経平均採用銘柄では、iPS細胞でパーキンソン病改善と報じられたことで住友ファーマ<4506>がストップ高比例配分となった。また、ガスタービンの生産能力を3割増やすと報じられた三菱重工<7011>が買い優勢となったほか、IHI<7013>、川崎重工<7012>、日本製鋼所<5631>も思惑先行で買われた。SUMCO<3436>、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など半導体株も買われた。住友鉱山<5713>、ENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>など資源株もしっかり。
このほか、ダイキン<6367>、中外製薬<4519>、サイバーエージ<4751>などが買われた。
一方、円高一服などが影響してニトリHD<9843>、ニッスイ<1332>、ニチレイ<2871>
が売られたほか、大日本印刷<7912>、花王<4452>、古河電工<5801>、協和キリン<4151>、信越化学<4063>、ファーストリテ<9983>、TOPPANホールディングス<7911>などが売られた。
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