【↑】日経平均 大引け| 479円高、4年ぶりの上昇スタートで昨年来高値更新 (1月4日)
日経平均株価
始値 19298.68
高値 19594.16(15:00)
安値 19277.93(09:01)
大引け 19594.16(前日比 +479.79 、+2.51% )
売買高 23億7573万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆6851億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は479円高、大発会4年ぶり上昇で昨年来高値更新
2.米株高と円安を背景に東京市場はリスクオン一色に染まる
3.好調な米国経済と中国の景気指標も良好で安心感
4.外国人買いを背景にメガバンクが活況高で全体相場を牽引
5.92%の銘柄が上昇、売買代金も2兆7000億円近くに拡大
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは119ドル高と4日ぶりに反発した。トランプ次期大統領の経済政策による景気浮揚期待から買いが優勢となった。
2017年の大発会となった東京市場では、朝方から買い優勢の展開。寄り後も物色意欲は衰えず、日経平均株価は漸次上値を指向する展開となり大幅高、結局この日の高値で引けた。大発会としては4年ぶりの上昇となり、昨年来高値を更新した。
4日の東京市場は、リスクオン一色の展開。前日の米国株高や円安進行などを背景に主力株をはじめ幅広く買いを集め、日経平均は昨年12月下旬の調整ムードを一気に吹き飛ばす急騰を演じた。好調な米国経済に加え、中国も12月の製造業PMIなどの経済指標が良好だったことから、投資家に買い安心感をもたらした。昨年末にかけ戦線を外れていた海外投資家の市場回帰も観測されるなか、久々に物色人気が盛り上がった。自動車など輸出株のほか銀行セクターに買いが集まり全般地合いを牽引、過去3年間、大発会は安かったが、今年は4年ぶりの上昇でロケットスタートを決めた。東証1部全体の92%の銘柄が値上がりし、売買代金も2兆7000億円近くに膨らみ、昨年12月16日以来の高水準となった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが商いを伴い上昇、野村ホールディングス<8604>も買いを集めた。ソフトバンクグループ<9984>、NTT<9432>も高い。円安を好感してトヨタ自動車<7203>が物色人気となり、ファナック<6954>も値を上げた。短期資金の流入が加速しているタカタ<7312>は3日連続のストップ高で買い物を残したほか、ディー・エル・イー<3686>も値幅制限上限まで買われた。enish<3667>も高い。
半面、値下がりではオルトプラス<3672>、クックパッド<2193>が商いを伴い大幅下落。日本エスコン<8892>が売りに押され、リクルートホールディングス<6098>も冴えない。このほか、アウトソーシング<2427>、イーレックス<9517>、レーザーテック<6920>なども利益確定売りに安くなった。
日経平均への寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、ダイキン <6367> 、ファナック <6954> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約128円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄は花王 <4452> 、セコム <9735> 、アルプス <6770> 、塩野義 <4507> 、東芝 <6502> 。押し下げ効果は約4円と限定的。
東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)海運業、(2)鉄鋼、(3)パルプ・紙、(4)証券商品先物、(5)ガラス土石製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)サービス業、(2)医薬品、(3)食料品、(4)その他製品、(5)水産・農林業。
■個別材料株
△APカンパニ <3175>
「ハワイに和食店を展開」と報道。
△オプティム <3694>
「佐賀大学とAI活用で医療技術共同研究」と報道。
△イトヨーギョ <5287> [東証2]
「無電柱化にPFI導入」と報道。
△JFE <5411>
「一般流通鋼材を値上げ」と報道。
△ルネサス <6723>
「完全自動運転車を試作」と報道。
△Jディスプレ <6740>
「曲がる液晶を17年度にも実用化」と報道。
△シャープ <6753> [東証2]
世界最大級の液晶パネル工場を中国の広州市に新設。
△豊田通商 <8015>
「タイの鉄道貨物輸送事業へ参入」と報道。
△FVC <8462> [JQ]
米国でシェアオフィス事業を開始。
△東電HD <9501>
「欧州大手と燃料事業で提携」と報道。
▲インタートレ <3747> [東証2]
東証が信用規制を強化。
▲アクトコール <6064> [東証M]
前期経常を41%下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)タカタ <7312> 、(2)DLE <3686> 、(3)ヤマシン―F <6240> 、(4)ルネサス <6723> 、(5)enish <3667> 、(6)C&R <4763> 、(7)ウィルG <6089> 、(8)新川 <6274> 、(9)ベルーナ <9997> 、(10)GセブンHD <7508> 。
値下がり率上位10傑は(1)オルトP <3672> 、(2)小森 <6349> 、(3)クックパッド <2193> 、(4)アウトソシン <2427> 、(5)レーザーテク <6920> 、(6)WOWOW <4839> 、(7)サクセスHD <6065> 、(8)東芝 <6502> 、(9)日本エスコン <8892> 、(10)ミロク情報 <9928> 。
【大引け】
日経平均は前日比479.79円(2.51%)高の1万9594.16円。TOPIXは前日比35.87(2.36%)高の1554.48。出来高は概算で23億7573万株。値上がり銘柄数は1851、値下がり銘柄数は121となった。日経ジャスダック平均は2766.22円(26.97円高)。
[2017年1月4日]
★「お年玉企画」、2017年【株式相場を大胆予測!】など、【新春特集】の記事一覧はここをクリック!
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
小森のニュース一覧- <12月11日の25日・75日移動平均線ゴールデンクロス銘柄> 2024/12/12
- 2025年3月期 第2四半期決算説明資料 2024/11/08
- 今週の通期【業績上方修正】銘柄一覧 (10/28~11/1 発表分) 2024/11/02
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … レーザーテク、ソシオネクス、ルネサス (10月31日発表分) 2024/11/01
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … レーザーテク、ソシオネクス、ルネサス (10月31日発表分) 2024/11/01
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
小森コーポレーションの取引履歴を振り返りませんか?
小森コーポレーションの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。