石井表記がＳ高カイ気配、第１四半期営業損益の黒字転換を好感

　石井表記<6336.T>がストップ高水準でカイ気配。１２日の取引終了後、１５年１月期第１四半期（１４年２～４月）連結決算を発表しており、売上高２０億８５００万円（前年同期比６７．０％増）、営業利益３億７６００万円（前年同期１億２４００万円の赤字）、純利益３億５０００万円（同６４００万円の赤字）と営業損益、最終損益で黒字転換したことを好感した買いが集中している。電子機器部品製造装置事業でプリント基板分野は減少したものの、液晶関連事業でユーザー都合で期ずれとなっていた海外向けインクジェットコーターが計画通り搬入できたほか、ユーザーの設備移設に伴う部品修理売り上げが伸長したことなどが寄与した。
　なお、通期業績予想は、売上高７１億３４００万円（前期比１６．５％増）、営業利益３億６２００万円（前期２２００万円の赤字）、純利益２億９３００万円（同１億円の赤字）の従来予想を据え置いている。

石井表記の株価は９時４０分現在８９７円（△１５０円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）