<5857> アサヒホールディングス
四季報によると、貴金属リサイクルは回収量増と価格上昇で好伸。米国精錬工場再編の減損、非継続事業損失あっても最高純益圏。期末10円増配。21年3月期は貴金属リサイクルの需要旺盛。北米精錬事業も伸長、前期減損による4億円の採算改善効果寄与。業界初のグリーンボンド(無担保普通社債)を3月発行。期間5年で50億円調達し廃棄物焼却炉の更新資金に充当。
1月31日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+31.2%の190億円、経常利益+24.5%の167円の増収・増益の見通し。非鉄金属:貴金属、環境保全、ライフ&ヘルス。
2016年4月8日の1342円を安値に、6月24日の1425円を2点底にして短期の上昇トレンドを形成し、2017年2月1日の2279円を高値に6月23日の1818円まで押し目を入れて、ここから10月27日の2599円まで再上昇となりました。ここを目先のピークにして三角保ち合い(B)を形成し、その煮詰まったところの2018年10月25日の1898円の安値をつけて上放れし、10月29日の2462円まで上昇しました。この10月29日の2462円の戻り高値から2019年5月14日の1942円まで押し目を入れ、短期の上昇トレンド(C)を形成し、この中で今年の1月28日には2880円の高値更新となり、ここをピークに3月19日の1932円まで急落しました。ここから反発となって3月25日の2449円まで戻したあと再下落となっています。
<1890> 東洋建設
四季報によると、2%減の単体受注1530億円目標に未達懸念。ただ豊富な期初手持ちの完工は順調で増益。21年3月期は期初手持ち減少。が、受注若干増。主力の港湾やトンネル・下水道の完工が拡大。連続増配か。国土強靱化の政府方針に合わせ得意の海上のみならず陸上土木の受注活動を強化。3DモデルなどICTを活用した工事増やし、施工の高精度化を進める。
2月7日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+16.4%の91億円、経常利益+10.3%の89億円の増収・増益の見通し。
2013年6月27日の220円を2番底にして上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年2月9日の610円を高値に5月7日の452円まで下げたあと、この下げ幅で下降トレンド(B)へ移行しました。この中で2017年4月14日の370円を安値に急角度の上昇となり、12月19日に684円の高値をつけました。ここをピークに3月26日の461円まで下落し、5月10日の536円までリバウンドしたあと、短期の下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で12月25日の332円で底打ちとなり、5月14日の359円を2番底にして、今年の1月23日に606円まで上昇しました。ここを戻り天井にして新型コロナの影響を受けてつれ安して、3月13日の378円まで下落し、いったん反発の動きとなりました。
<4708> りらいあコミュニケーションズ
四季報によると、主力のコールセンターは既存の好調に加え、好採算の大型スポットが想定大幅超過。会社計画保守的。増配幅拡大も。21年3月期はコールセンターの既存業務は勢い続く。BPOも着実増。ただ大型スポットの特需を見込まず、営業益反動減に。LINE通知メッセージ上での有人チャット連携運用を開始。RPAを活用した大量事務処理業務の受託に意欲的。
3月27日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+100.9%の111億円、経常利益+94.8%の109億円の3期連続の増収・増益の見通し。3月27日時点で上方修正。2月7日時点で営業利益91億円→111億円へ、経常利益89億円→109億円へ。サービス:コンタクトセンター、バックオフィス、フィールドオペレーション。
2016年2月12日の881円、9月21日の900円を2点底とする上昇トレンド(A)の中で、2018年6月13日の1649円、7月27日の1641円とダブル天井に近い形となって急落相場へ転換しました。その後12月25日の847円まで下げて底打ちし、上昇トレンド(B)へ転換しました。この中で今年の2月10日に1590円の高値をつけ、新型コロナ拡大の影響で、日経平均が急落するとつれ安して3月19日の790円まで下落しました。ここから3月27日の1136円まで急反発し再下落となっています。
<9746> TKC
四季報によると、印刷事業は前期並み。会計システムは財務、納税関連でユーザー数増加。クラウド型も拡大し、手数料収入増。自治体向けコンサルも底堅い。システム償却費負担あっても連続営業増益。最高純益。今年4月から資本金1億円以上の大企業に義務化される法人税の電子申告に対応し、大企業市場の開拓に注力。法律情報のデータベースでも市場深耕へ。
2月5日発表。2020年9月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+2.0%の95.30億円、経常利益+0.0%の96.70億円の増収の見通し。通信:会計事務所、地方公共団体。
2016年6月24日の2393円の安値からの上昇トレンド(A)の中になります。この上昇トレンド(A)の中で、2018年9月28日の4875円まで上昇後、12月25日の3350円まで調整し、ここから角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、今年の2月6日に5830円の高値をつけ、ここをピークにして急落し、3月13日の3820円で当面の底打ちとなりました。ここからの反発で3月27日の5180円まで上昇するものの、すぐに急落となって4月3日の4225円まで下落し、又、すぐに4月8日の4805円まで上昇し、大きな上下動の繰り返しとなっています。
<6331> 三菱化工機
四季報によると、エンジニアリングは好採算メンテ工事の受注想定超。見積もり設計費など販管費減。増益幅拡大。増配。21年3月期はメンテ伸びエンジの採算改善継続。単体機械の費用増を吸収し、営業増益基調続く。船舶向け硫黄酸化物規制対応製品の拡販に注力。電子・電材向けを中心に水素製造装置の受注が堅調、水素ステーション向けを含め前期2基から8基に増加。
1月31日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+73.2%の19.00億円、経常利益+61.8%の20.50億円の増収・増益の見通し。1月31日時点で上方修正。10月31日時点の営業利益15.00億円→19.00億円、経常利益16.50億円→20.50億円。
2017年9月14日の2790円(併合前279円)をピークに下降トレンド(A)へ転換しました。この中で2018年12月25日の1284円で底打ちとなり、短期の上昇トレンド(B)へ転換し、この上昇トレンド(B)の中で2019年11月13日の2065円、今年の2月3日の2110円と2点天井をつけて急落となり、3月17日の1315円まで下落しました。ここからリバウンドし3月27日の1710円まで上昇し、4月6日の1453円まで押し目を入れ反発しているところです。
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