ホソミクロン、今期経常を9％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

　ホソカワミクロン <6277> が8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年9月期第3四半期累計(17年10月-18年6月)の連結経常利益は前年同期比57.4％増の50.4億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の53億円→58億円(前期は52.1億円)に9.4％上方修正し、増益率が1.6％増→11.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の21.8億円→26.8億円(前年同期は29.1億円)に22.9％増額し、減益率が25.2％減→8.1％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の100円→110円に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の19.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.2％→12.6％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　平成30年9月期第3四半期の連結業績を踏まえつつ、足下の受注環境や受注残高の内容等を精査いたしました結果、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。