良好な経済指標で業績回復に期待感、需給面でのシコリ解消とともに株価上放れか
時価総額:96.62億円
PER:0.00倍
PBR:0.42倍
半導体用結線装置(ワイヤボンダ)をはじめとするボンディング装置専業メーカーで世界有数のシェアを獲得。同じく半導体製造装置メーカーであるアピックヤマダとともにヤマハ発動機の傘下に入り、事業統合後のシナジー効果にも期待が高まる。
業績面においては中国市場における景気減速懸念や設備投資需要の減退などが表面化し、急激に悪化。一方、足元では中国はじめ日本における設備投資需要も一時期より回復傾向にあるため、最終第4Q決算での巻き返しに期待がかかる。なお、次回本決算発表はGW明け直後の5/9を予定。
株価は最悪のケースを想定した業績懸念を織り込み、2/12に行われた第3Q決算発表に加えヤマダ発動機、アピックヤマダとの事業統合を行う発表を行ってアク抜け感から反発。足元でも事業環境の好転を期待した買いで反発の動きを見せており、トレンド転換の兆しも感じられる。昨日の2月機械受注も良好な数字が確認できたことから、短期的な調整から持ち直しの動きにつながってくることが予想される。