決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … 沖縄セルラー、鉱研工業、帝ホテル (1月29日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月28日から29日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　鉱研工業 <6297>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比8.6倍の2億2300万円に急拡大し、通期計画の2億8000万円に対する進捗率は79.6％に達し、5年平均の51.6％も上回った。

★No.3　沖縄セルラー <9436>
　20年3月期の連結経常利益を従来予想の130億円→135億円(前期は131億円)に3.8％上方修正し、一転して3.3％増益を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　ナガセ <9733>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の31.8億円に急拡大したが、通期計画の53.5億円に対する進捗率は59.4％となり、5年平均の59.3％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6297> 鉱研工業 　　　ＪＱ 　 +11.11 　　1/29　　　3Q　　　757.69
<3077> ホリイフード 　ＪＱ　　 +4.47 　　1/29　　　3Q　　　-34.91
<9436> 沖縄セルラー 　ＪＱ　　 +3.29 　　1/29　　　3Q　　　　7.70
<9733> ナガセ 　　　　ＪＱ　　 +1.41 　　1/29　　　3Q　　　146.67
<6271> ニッセイ 　　　東２　　 +1.19 　　1/29　　　3Q　　　-94.61

<8700> 丸八証券 　　　ＪＱ　　 +0.61 　　1/29　　　3Q　　　-30.19
<4957> ヤスハラケミ 　東２　　 +0.15 　　1/29　　　3Q　　　-94.02
<9708> 帝ホテル 　　　東２　　 +0.10 　　1/29　　　3Q　　　 -5.08

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース