しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の22億円→15.2億円(前期は21.3億円)に30.9%下方修正し、一転して28.9%減益見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比62.4%減の4.2億円に大きく落ち込む計算になる。
業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の25円→15円(前期は25円)に大幅減額修正した。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比22.5%増の5.2億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の5.2%→6.2%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
今後の経済見通しにつきましては、国内は、緩やかな回復基調で推移することが期待されるものの、海外では、国際的に深刻化する米中貿易摩擦の長期化の影響などにより、先行き不透明な状況が続くことが予想されます。 このような市場環境のもと、当社グループは、中長期的な計画・方針のもと収益拡大に向けた事業活動を展開しておりますが、第2四半期までの売上高は、予想を上回る結果となりましたが、受注高につきましては、予想に届かない月が続いたことから、第3四半期以降の売上高が前回発表予想を下回る見込みとなりました。 利益につきましても、原価低減活動による利益率の改善を見込んでいたものの、第3四半期以降の売上高が大幅に減少することから、前回発表予想を下回る見込みとなりました。この結果、通期の業績予想について、上記の通り修正いたします。
当社は、株主の皆様への利益分配を重要な経営政策と認識しており、配当については、収益の向上と経営基盤の強化を図りつつ、安定的な配当と収益に応じた配当とのバランスを考慮して決定することを基本としております。 今後の見通しにつきましては、「1.業績予想の修正」に記載のとおり、通期の業績予想が前回発表予想を下回る見込みとなり、配当原資の確保が困難な状況となったことから、期末の配当予想につきましては、上記の基本方針に従い、前回公表しております1株あたり15円00銭から5円00銭に修正いたします。
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