チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップしています。
ストライク <6196> 【 新規→1】
「M&A市場拡大、日本の構造問題解決への貢献とともに高成長が見込めよう」
同社は事業承継型のM&Aを中心としたM&A仲介を主に事業展開をしている。中立的スタンスで助言業務を行い、譲渡、買収希望先の双方から報酬を得る収益モデルである。今般、目標株価8,100円、投資評価「1」(Buy)で新規にカバレッジをスタートする。理由は
(1)上場後、毎期過去最高益を更新し確りとした業績を残してきたこと、(2)21/9期は成長投資が嵩み利益率は悪化が見込まれるが高水準の利益水準は維持され同社計画は上振れが見込めること、(3)22/9期以降もM&A市場の拡大と同社の成長戦略が相俟って高水準の利益成長が見込めること、(4)中小企業生産性改善が日本国内の構造的問題として意識される中、M&Aは有効な解決策の1つであり同社が注目されるとみること、などによる。
予想ROE:29.6% PBR:13.3倍、来期予想PER:28.5倍、来期予想EPS成長率:na株価(1/15終値): 4,685円
Fモデルによる理論株価:2,771円(1月14日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。
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