明日の株式相場見通し=利益確定売りで一服、金融政策決定会合を注視
市場関係者からは「あすの日銀金融政策決定会合の結果については“現状維持”を想定する見方が多い。しかし、一部には追加緩和期待もあり、もしそれが叶わなければある程度の失望売りも想定される」との見方が出ていた。また、東証1部への2社を含めて合計3社が新規上場するため、全体相場への影響も想定される。
日程面では、富山第一銀行<7184.T>、電子機器の受託製造・開発を行うEMS事業を手掛けるユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>が東証1部へ、コールセンターおよび事務センターなどのBPO(業務外部委託)事業を展開する富士ソフトサービスビューロ<6188.T>がジャスダック市場へとそれぞれ新規上場する。
このほかに、黒田東彦日銀総裁会見、1月の第3次産業活動指数に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC、~16日)、米2月の小売売上高・生産者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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