大引けの日経平均は前日比161.77円高の23303.32円となった。東証1部の売買高は13億
6514万株、売買代金は2兆2269億円だった。業種別では、水産・農林業、パルプ・紙、海運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。石油・石炭製品と鉱業の2業種のみ下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の79%、対して値下がり銘柄は17%となった。
個別では、米半導体製造装置大手の決算内容が好感された東エレク<8035>やアドバンテス<6857>、研究開発説明会の内容が評価された武田薬<4502>などが堅調。トヨタ自<
7203>やファーストリテ<9983>は小じっかり。決算発表銘柄では日本郵政<6178>が5%
上昇し、電通<4324>やオープンハウス<3288>、キュービーネットHD<6571>も急伸。
また、三桜工<6584>などはストップ高水準で本日の取引を終えた。一方、ZHD<4689>とLINE<3938>が揃って急反落。経営統合に向けた不透明要因もあり、利益確定の売りが出たようだ。ZOZO<3092>は株式公開買付け(TOB)終了後の売りが続いた。
その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>などがさえない。今期赤字予想に下方修正したペッパー<3053>は急落し、スプリックス<
7030>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
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