―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の8月7日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.5 ハイパー <3054>
20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比16.0%減の2億3700万円に減り、通期計画の5億円に対する進捗率は47.4%にとどまり、5年平均の66.2%も下回った。
▲No.6 楽天 <4755>
20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結税引き前損益は403億円の赤字(前年同期は1102億円の黒字)に転落した。
▲No.7 PCIHD <3918>
20年9月期第3四半期累計(19年10月-20年6月)の連結最終利益は前年同期比63.3%減の9200万円に大きく落ち込み、通期計画の3億5500万円に対する進捗率は25.9%にとどまり、5年平均の74.9%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3769> GMO-PG 東1 -7.53 8/11 3Q 24.66
<9449> GMO 東1 -7.50 8/11 上期 50.37
<4971> メック 東1 -7.31 8/11 上期 76.49
<3964> オークネット 東1 -6.94 8/11 上期 36.59
<3054> ハイパー 東1 -6.83 8/11 上期 -15.96
<4755> 楽天 東1 -6.74 8/11 上期 赤転
<3918> PCIHD 東1 -5.64 8/11 3Q -8.45
<3682> エンカレッジ 東1 -5.43 8/11 1Q -58.62
<3788> GMOクラウ 東1 -5.17 8/11 上期 22.44
<7833> アイフィス 東1 -5.17 8/11 上期 -26.18
<9984> SBG 東1 -5.05 8/11 1Q -50.85
<3902> MDV 東1 -4.94 8/11 上期 76.30
<4021> 日産化 東1 -3.61 8/11 1Q 4.36
<6498> キッツ 東1 -2.96 8/11 1Q 12.64
<7715> 長野計器 東1 -2.96 8/11 1Q 102.70
<4541> 日医工 東1 -2.78 8/11 1Q -82.78
<6059> ウチヤマHD 東1 -2.36 8/11 1Q 赤転
<4631> DIC 東1 -2.25 8/11 上期 -18.09
<6420> フクシマガリ 東1 -2.06 8/11 1Q -56.02
<6175> ネットマーケ 東1 -1.99 8/11 本決算 -12.99
<7618> PCデポ 東1 -1.98 8/11 1Q 52.16
<7721> 東京計器 東1 -1.71 8/11 1Q 赤拡
<3916> DIT 東1 -1.50 8/11 本決算 0.07
<4516> 日本新薬 東1 -1.08 8/11 1Q 17.28
<3741> セック 東1 -0.89 8/11 1Q -27.78
<7868> 広済堂 東1 -0.65 8/11 1Q -95.98
<7999> MUTOH 東1 -0.54 8/11 1Q 赤拡
<5391> A&AM 東1 -0.49 8/11 1Q -15.54
<8279> ヤオコー 東1 -0.49 8/11 1Q 59.62
<6363> 酉島 東1 -0.22 8/11 1Q 黒転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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