【買い】日特エンジニアリング（6145）：今期業績は上振れの公算大◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

今期業績は上振れの公算大

業種：機械
時価総額：750億円
PER:32.69倍
PBR:3.27倍

第１四半期連結業績は、経常利益が６億９８００万円（前年同期比３９％増）と好調なスタートを切った。主力の自動巻線機が、スマートフォンを中心とした電子部品メーカー向けや自動車業界関連メーカー向けに伸長。ワインディングシステム＆メカトロニクス事業の受注高は７４億３２００万円（同７６％増）となり、非接触ＩＣタグ・カード事業を含めた第１四半期末時点の受注残高は１６８億３３００万円（同９３％増）と過去最高水準となっている。

第２四半期以降は、前期第３四半期（１０～１２月）に受注済みの情報通信向け大口案件の売上寄与が見込まれることや、自動車向けで自動巻線機だけでなく、特注機も組み合わせた案件獲得が見込めることから、引き続き業績好調が期待でき、１８年３月期経常利益は上振れの公算が大きい。

月足チャートでは昨年11月から6年続いたレンジ相場を上放れ
今年に入り上昇ピッチを上げ、下値切り上げパターンの展開が続く。


コイル製造自動巻き線機最大手。全自動システム機に特徴。


（8月31日現在）

9/27　10：00追記　ＥＶ普及に伴いモーターの搭載量も増加し「ｉＰｈｏｎｅＸ」の有機ＥＬディスプレー採用等で需要が高い。
9月は年初来高値を何度も更新し、上昇トレンド維持。27日現在では新高値4655円をつけている。
高い成長性が見込まれ、今後も株価上昇を想定。