東京株式(前引け)=閑散相場のなか、小幅続伸
きょう前場の東京株式市場は、様子見気分の強いなかも強さを発揮した。前日に日経平均は3カ月ぶりに1万7000円大台を回復したが、きょうは目先達成感もあり利益確定の動きもみられた。ただ売り圧力は限定的で、寄りつきわずかにマイナスでスタートしたもののその後はプラス圏で推移。今週末にメジャーSQを控え、薄商いのなか、市場ではSQを意識したインデックス的な売り買いによる攻防も指摘されている。全体の7割以上の銘柄が上昇しているが、前場売買代金は7000億円を下回るなど超閑散といってよい商状。
個別では任天堂<7974.T>が商いを伴い堅調、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクにも根強い買いが入っている。グリー<3632.T>が大幅高となり、アイスタイル<3660.T>も高い。協和発酵キリン<4151.T>、ピジョン<7956.T>も物色人気に。半面、アマダホールディングス<6113.T>が大幅安、ピーシーデポコーポレーション<7618.T>も売られた。SUMCO<3436.T>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411.T>なども下落した。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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