決算マイナス・インパクト銘柄 … 技研製、クリエイトＳ、プロパスト (7月8日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月5日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　プロパスト <3236>
　19年5月期の経常利益(非連結)は前の期比28.5％増の8億6200万円に伸びたが、20年5月期は前期比18.8％減の7億円に減る見通しとなった。

▲No.2　技研製 <6289>
　19年8月期第3四半期累計(18年9月-19年5月)の連結経常利益は前年同期比2.6％減の32.3億円となり、通期計画の65億円に対する進捗率は49.7％にとどまり、5年平均の75.3％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3236> プロパスト 　　ＪＱ 　 -13.26 　　7/ 8　本決算　　　-18.79
<6289> 技研製 　　　　東１ 　 -10.98 　　7/ 8　　　3Q　　　 -2.59
<4735> 京進 　　　　　東２　　 -5.70 　　7/ 8　本決算　　　　0.20
<2303> ドーン 　　　　ＪＱ　　 -4.98 　　7/ 8　本決算　　　 10.24
<7713> シグマ光機 　　ＪＱ　　 -4.58 　　7/ 8　本決算　　　　0.72

<6112> 小島鉄 　　　　東２　　 -3.40 　　7/ 8　　上期　　　　黒転
<3148> クリエイトＳ 　東１　　 -2.51 　　7/ 8　本決算　　　　4.63

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース