会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の経常損益も従来予想の1億1500万円の黒字→1億8800万円の黒字(前年同期は1700万円の赤字)に63.5%増額した計算になる。
同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社売上高につきましては、当社の主製品である油圧プレス機は、形状、能力、機能のほか、納期、一台当たりの金額もそれぞれ異なる個別受注生産でありますので、月単位での売上は一定しておらず、季節的変動によるものでもなく、納期的、金額的なバラツキにより売上の変動が大きく、また、当社製品が大型機械ゆえ、設計・生産着手から納品・据付まで平均して1年程度を要するため、受注から売上計上まで相当期間のズレが生じてしまうのが、当社事業の特性であります。なお、一部請負工事物件につきましては、工事進行基準を適用して売上処理を行っております。 このような事業の特性を持つ当社におきまして、当118期通期における売上高につきましては、大型受注物件2台を始め、翌期納品予定物件の工事進行度合いが予想以上に進捗したことで、前年同期実績(17億14百万円)及び前回予想数値20億円を上回る22億35百万円の見込みであります。 利益面につきましては、生産効率を意識した原価への取組みに努めており、更には、損益分岐点を上回る売上確保により、人件費等の固定費増を吸収し、当期純利益は、前回予想数値30百万円を大きく上回る1億円の計上となる見込みであります。 受注状況につきましては、当第2四半期累計期間に確保した大型受注物件(鍛造業界向け物件2台18億88百万円及び大型プレス20億円)が大きく貢献し、当期末では、受注高は、前年同期(16億13百万円)から51億57百万円へと飛躍的に増加し、また受注残高におきましても、前年同期末(10億43百万円)に比べ39億65百万円の大台を確保できております。現在、一部企業の受注成約足踏み傾向等厳しい受注環境が見られますが、引き続き浮上している高額な引き合い物件を軸に成約に向け努力し、一層の受注増加・売上増加に期待をかけているところでございます。*上記予想は、現時点に於いて、入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって、予想数値と異なる結果になる可能性があります。
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