東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、陸運、銀行、輸送用機器、サービス、小売、保険など25業種が上昇。一方、非鉄金属、鉄鋼、電気機器、機械、その他製品など8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、イオン<8267>、トヨタ<7203>、豊田通商<8015>、KDDI<9433>が堅調。半面、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、ファナック<6954>、東エレク<8035>が軟調だった。
前週末の米国市場では、半導体大手ブロードコム株が急落したほか、米オラクルがデータセンターの完成を予定より1年後ろ倒しにしたと一部メディアが報じたこともネガティブ視され、主要株価指数は下落。SOX指数は5%を超える下げとなった。東京市場でも指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下落し、アドバンテスとソフトバンクGの2銘柄で日経平均を約570円超押し下げた。一方、日銀の利上げ観測から銀行や保険などの金融株には値を上げる銘柄が目立っていた。
日経平均は大幅に反落したものの、東証プライム市場の値上がり銘柄数は1200を超えている。米国の巨額なAI投資に対する懸念が拭えていないだけに、ハイテク株の下げが続くようだと日経平均も軟調な展開を強いられることになりそうだが、全体としては冷静な動きが意識されそうだ。金利上昇傾向を踏まえれば金融セクターにはプラスに働くほか、インフレが資産価値の向上につながるとの思惑から不動産株にも資金シフトが続くなどバリュー株投資は続きそうだ。
<CS>
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