決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ロゼッタ、ＡＬｉＮＫ、チムスピ (1月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月10日から14日の決算発表を経て15日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ファンクリＧ <3266>
　19年11月期の連結経常損益は9500万円の黒字(前の期は2300万円の赤字)に浮上し、20年11月期の同利益は前期比2.1倍の2億円に急拡大する見通しとなった。

★No.2　シンメンテ <6086>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比33.7％増の7億6200万円に拡大し、通期計画の7億4200万円に対する進捗率が102.7％とすでに上回り、さらに5年平均の87.1％も超えた。

★No.4　ＳＯＵ <9270>
　20年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比15.5％増の7.2億円に伸び、通期計画の26億円に対する進捗率は27.8％となり、前年同期の27.7％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3266> ファンクリＧ 　ＪＱ 　 +41.12 　　1/14　本決算　　　110.53
<6086> シンメンテ 　　東Ｍ 　 +17.22 　　1/14　　　3Q　　　 33.68
<7065> ｕｐｒ 　　　　東２ 　 +13.75 　　1/14　　　1Q　　　　　－
<9270> ＳＯＵ 　　　　東Ｍ 　 +13.53 　　1/14　　　1Q　　　 15.47
<7077> ＡＬｉＮＫ 　　東Ｍ　　 +8.76 　　1/14　　　3Q　　　　　－

<5817> ＪＭＡＣＳ 　　東２　　 +8.33 　　1/14　　　3Q　　　　黒転
<6578> エヌリンクス 　東２　　 +7.23 　　1/14　　　3Q　　　　赤転
<1407> ウエストＨＤ 　ＪＱ　　 +6.91 　　1/14　　　1Q　　　 98.76
<3236> プロパスト 　　ＪＱ　　 +6.31 　　1/14　　上期　　　121.47
<3536> アクサスＨＤ 　ＪＱ　　 +5.88 　　1/14　　　1Q　　　716.67

<7035> アンファク 　　東Ｍ　　 +5.14 　　1/14　　　1Q　　　 -2.70
<7719> 東京衡機 　　　東２　　 +4.06 　　1/14　　　3Q　　　 26.42
<3647> ジー・スリー 　東２　　 +4.04 　　1/14　　　1Q　　　　赤縮
<3791> ＩＧポート 　　ＪＱ　　 +3.83 　　1/14　　上期　　　　黒転
<3181> 買取王国 　　　ＪＱ　　 +1.94 　　1/14　　　3Q　　　933.33

<3823> アクロディア 　東２　　 +1.63 　　1/14　　　1Q　　　　　－
<3558> ロコンド 　　　東Ｍ　　 +1.48 　　1/14　　　3Q　　　　赤縮
<3498> 霞ヶ関Ｃ 　　　東Ｍ　　 +1.46 　　1/14　　　1Q　　　　赤縮
<4397> チムスピ 　　　東Ｍ　　 +1.39 　　1/14　　　1Q　　　377.78
<3760> ケイブ 　　　　ＪＱ　　 +1.06 　　1/14　　上期　　　　赤縮

<6182> ロゼッタ 　　　東Ｍ　　 +0.87 　　1/14　　　3Q　　　125.14
<3440> 日創プロニ 　　東２　　 +0.49 　　1/14　　　1Q　　　-37.93
<5967> ＴＯＮＥ 　　　東２　　 +0.42 　　1/14　　上期　　　 11.95
<4645> 市進ＨＤ 　　　ＪＱ　　 +0.41 　　1/14　　　3Q　　　　赤拡
<3935> エディア 　　　東Ｍ　　 +0.27 　　1/14　　　3Q　　　　赤縮

<3021> ＰＣＮＥＴ 　　東２　　 +0.27 　　1/14　　上期　　　 76.72
<4434> サーバワクス 　東Ｍ　　 +0.11 　　1/14　　　3Q　　　 49.29

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース