イードが３日続伸、７５日線上抜き戻り足本番へ

　イード<6038.T>が３日続伸、週初の２８日にマドを開けて買われた後、目先筋の利益確定売りをこなし再浮上。年初から一貫して上値指向を強めている５日移動平均線は２５日線を上抜いた後、７５日線も一気に上回ってきており、戻り足本番の様相をみせている。自動車やＩＴ系のウェブサイトを多角的に運営しているが、積極的なＭ＆Ａ戦略により業容拡大が急だ。自動車業界と通信業界いずれにも太いパイプを持っていることはポイント。次世代通信規格の「５Ｇ」分野で両業界の相互乗り入れが活発化する現状において、橋渡し役的なポジションを確保しており、これを生かして「イード５Ｇモビリティ」という戦略的ビジョンで収益機会の獲得に努めている。株価は２０１７年２月に１９４０円まで買われた実績があるが、現在の利益水準は当時を大きく上回っている。

出所：minkabuPRESS