■個人投資家は中小型株に資金をシフト
■チヨダ、25/2上方修正 営業利益 18.76億円←12.50億円
■前場の注目材料:大日本印刷、27―28年めどガラス中間基板量産、AI向け大型化対応
■個人投資家は中小型株に資金をシフト
22日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着が強まる相場展開になりそうだ。21日の米国市場はNYダウが461ドル高、ナスダックは6ポイント高だった。シカゴ連銀のグールズビー総裁は、来年の金利が「現状を下回るだろう」との考えを示すと、金利先安感から景気敏感株を中心に買われた。ナスダックは長期金利の上昇が重しとなり伸び悩んだが、半導体のエヌビディアの決算を好感した買いが下支えとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円高の38230円。円相場は1ドル154円30銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い優勢の展開から始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時37700円まで売られる場面もみられたが、引き続き75日線水準で下げ渋る動きとなり、その後の切り返しによって200日線水準で終えている。先日の時間外取引で売られたエヌビディアが買われたことで、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への安心感につながる可能性がありそうだ。
ただし、地政学リスクへの警戒から積極的な上値追いの流れは期待しづらいところであろう。日経平均株価は75日線までの調整を経て自律反発が意識されやすく、売り方の買い戻しの動きが入りやすいだろうが、200日線が位置する38570円辺りが抵抗線として機能するなか、買い一巡後はこう着感が強まりやすい。また、地政学リスクへの警戒から週を跨いでのポジションを取りに行く動きは限られるとみられる。
ウクライナ軍は21日、「ロシア軍がウクライナ東部への攻撃の中でICBM(大陸間弾道ミサイル)1発を発射した」と発表した。一方、ロシアのプーチン大統領は、新型の中距離弾道ミサイルを使用したと明らかにするなど、ロシア・ウクライナ情勢は新たな局面に突入している。物色の流れとしてはエヌビディアの上昇を受けたハイテク株の買い戻しのほか、足もとで大型株の弱さが目立つなか、個人投資家は中小型株に資金をシフトさせよう。また、トランプ次期大統領の政策に関連する銘柄への物色に向かわせそうだ。
■チヨダ、25/2上方修正 営業利益 18.76億円←12.50億円
2025年2月期業績予想の修正を発表。営業利益を12.50億円から18.76億円に上方修正した。マックハウスを連結範囲から除外したことにより、売上高の減少、ならびに、特別損失が発生する見込みとなったものの、手を使わずに立ったまま履ける「セダークレスト スパットシューズ」等のプライベートブランド中心に売上が伸長。人事効率の改善や管理費の抑制等により、営業利益は前回予想を上回る見込みとなった。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(43870.35、+461.88)
・ナスダック総合指数は上昇(18972.42、+6.28)
・1ドル=154.40-50円
・シカゴ日経先物は上昇(38230。+190)
・SOX指数は上昇(4963.05、+78.81)
・VIX指数は低下(16.87、-0.29)
・米原油先物は上昇(70.10、+1.35)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・大日本印刷<7912>27―28年めどガラス中間基板量産、AI向け大型化対応
・アマダ<6113>神奈川・伊勢原にエンジ教育拠点
・日産自<7201>米従業員の6%が早期退職応募
・大東建託<1878>インドネシアで施工管理者育成、現地大学と専門講座開設へ
・日立<6501>日立エナジー、スウェーデン国営から直列補償システム受注、最大3億ドル
・MRT<6034>伊藤忠が出資、製薬マーケ支援・教育コンテンツ提供を推進
・OBC<4733>大塚商会と、企業DX推進で協業、1年以内1000社開拓を目指す
・豊田合成<7282>「からくり」拡大、電気エネ極力使わず“自動化”
・ホンダ<7267>全固体電池のパイロットラインを栃木に建設
・日立建機<6305>米で新興ピッチイベント、3社選定、協業検討
・クボタ<6326>米新興に出資、深海水淡水化技術を共同開発
・ルネサス<6723>アームコア採用強化、マイコン拡充し反転攻勢
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 10月全国消費者物価コア指数(前年比予想:+2.2%、9月:+2.4%)
<海外>
・特になし
<ST>
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