２６日の株式相場見通し＝買い疲れ感強く反落、円安一服で売り先行か

　２６日の東京株式市場は、買い手掛かり材料不足の地合いのなかで、上値を追う買いは期待薄となり、足踏み状態が続きそうだ。日経平均株価は反落を予想する。前日の米株式市場はＮＹダウ平均株価が４営業日ぶりに小幅反落し、外国為替市場では円安・ドル高傾向が一服している。
　２５日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比２ドル安の１万７８１４ドルと４営業日ぶりに小幅反落。スダック総合指数は、同３ポイント高の４７５８と４日続伸し、２０００年３月２８日以来、約１４年８カ月ぶりの高値水準となった。前日までの連日の過去最高値更新の反動もあり、利益確定の売りが先行した。
　２６日早朝の東京外国為替市場では、１ドル＝１１７円８０銭台と、円安・ドル高傾向が一服状態となっている。
　日程面では、デジタル家電などのネットワーク対応機器に関する設定やトラブルに対して訪問または電話でサービスを提供する日本ＰＣサービス<6025.NG>が名証セントレックスに新規上場する。このほかに、１０月の都市ガス販売実績に注目。海外では、米１０月の新築住宅販売件数、米１０月の耐久財受注、米１０月の個人所得・個人支出、米１１月のシカゴ購買部協会景気指数が焦点となる。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）