東プレ、今期経常を10％下方修正、配当も5円減額

　東プレ <5975> が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比65.4％増の99.4億円に拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の100億円→90億円(前期は164億円)に10.0％下方修正し、減益率が39.3％減→45.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の53.1億円→43.1億円(前年同期は149億円)に18.8％減額し、減益率が64.4％減→71.1％減に拡大する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→25円(前期は30円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比17.9％増の52.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の5.9％→4.2％に悪化した。

株探ニュース