EV関連のテーマ性も帯びる期待株で押し目をじっくり仕込みたい
【事業内容】
ホンダ系の自動車骨格部品メーカーで車体部品のプレス加工や溶接加工、トランスミッション部品の精密加工や独自の増肉加工技術などに特色。車体部品の金型設計や製作に秀でており、高性能なNCマシンや測定器、大型のトライプレスマシンなどを駆使して生産ラインの最適化を図っている。海外展開にも積極的で海外売上比率はおよそ8割にも及ぶ。
【業績面】
業績面においては11/6に中間決算を発表し、売上高は22.7%減収、営業利益は89.5%減益と大幅な落ち込みであるが、1Qでの大きな赤字を2Qで挽回し、黒字着地に結び付けた。コロナ禍における自動車市況の悪化により大打撃を被ったが、中国以外の海外生産持ち直しで業績は1Qボトムから急改善してきている。地域別の欧州がセグメント利益黒字転換だが足元では再び新型コロナウイルスの感染拡大でロックダウンの影響が懸念されるところで、通期計画を大幅に上方修正した下期の動向が注目される。
【株価動向】
株価は7/31に安値872円をつけて3月のコロナショック時の安値を一時的に割り込んだが、足元では回復傾向。9月に戻りを試した際、1300円付近が上値抵抗となっていたが、上記中間決算を機に見直し買いが本格化した。最近では環境対応意識の高まりでEV関連に市場の注目が集まる中、今度の大量生産を見据える上でEVバッテリーケースを開発する同社にも物色の白羽の矢が立っていることも含め、足元の増勢に結びついているとみる。
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