長府製、上期経常を23％上方修正、通期も増額、配当も4円増額

　長府製作所 <5946> が7月30日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の15億円→18.5億円(前年同期は12.6億円)に23.3％上方修正し、増益率が18.5％増→46.1％増に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の42億円→44億円(前期は38.3億円)に4.8％上方修正し、増益率が9.7％増→14.9％増に拡大する見通しとなった。

　同時に、今期の上期配当を従来計画の16円→18円に増額し、下期配当も従来計画の16円→18円に増額修正した。年間配当は36円(前期は32円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結累計期間につきましては、寒波による需要の影響もあり、石油給湯器やエコキュートが売上を伸ばしたことに加えて、豪州向けのガス給湯器も好調に推移したことにより、売上高は当初の計画を大きく上回る見込みとなりました。また、利益面につきましても、売上増に伴う増益効果に加え、コストダウンの注力と生産効率の向上に努めたことにより営業利益、経常利益および四半期純利益ともに前回予想を大きく上回る見込みとなりました。　通期の連結業績につきましても、第２四半期連結累計期間の実績が当初の計画を上回ることを反映し、売上高、各利益のいずれも上記のとおり修正いたします。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。

　　当社は、長期にわたり安定的な経営基盤の確保に努めるとともに、配当についても安定的な配当の継続を重視し、業績や将来の見通し、資金状況、会社を取り巻く環境を勘案して経営体質強化のため、内部留保の充実に努め、総合的に判断して実施すべきものと考えております。　2021年12月期第２四半期の１株当たりの配当金につきましては、当初16円を予想しておりましたが、上記業績予想の修正に記載のとおり、利益が前回予想を上回る見込みとなりましたので、2円増配して18円といたします。また、期末の配当予想につきましても、同様に前回予想の16円から2円増配して18円といたします。従いまして年間の配当予想は36円となります。※上記の配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の配当は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。