「水素」が7位、温暖化を防止する究極のクリーンエネ<注目テーマ>
1 パワー半導体
2 半導体
3 再生可能エネルギー
4 半導体製造装置
5 2021年のIPO
6 太陽光発電関連
7 水素
8 巣ごもり
9 全固体電池
10 脱炭素
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水素」が7位となっている。
地球温暖化防止の観点から欧米や中国など世界的に「脱炭素社会」を目指す動きがグローバルで進んでいる。日本はかつて省エネ大国として名を馳せ、その技術力は現在もなお世界上位にあるが、脱炭素をテーマとした動きでは後れをとっていた。しかし、欧米にキャッチアップすべく、菅政権でも取り組みを加速させている。米政府が主導する形で世界40カ国・地域の首脳が参加する気候変動サミットが23日までの日程でオンライン開催された。
バイデン米政権は気候変動サミットで2030年に米国の温暖化ガスの実質排出量を05年比半減させる目標を発表している。菅政権は30年度までに温室効果ガスの排出量を13年度比で46%削減する目標を打ち出している。
そのなか、燃焼時に二酸化炭素を出さない水素は、究極のクリーンエネルギーとして注目度が高く、日米でも連携する動きがある。水素周辺技術は日本が得意とする分野でもあり、株式市場でも太陽光発電関連と並んで、水素によるエネルギー創出をテーマとした関連銘柄に活躍余地が高まりそうだ。
岩谷産業<8088.T>をはじめ、イーレックス<9517.T>、Jパワー<9513.T>、三菱化工機<6331.T>、加地テック<6391.T>、新日本理化<4406.T>、那須電機鉄工<5922.T>、澤藤電機<6901.T>、エア・ウォーター<4088.T>、長野計器<7715.T>、山王<3441.T>などに注目したい。
出所:MINKABU PRESS
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