パウエルFRB議長の議会証言を控えて様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。
議長が証言で最近のデータで経済や労働市場の減速が見られると言及したため警戒感からダウは下落に転じた。ナスダックはハイテクの買いが継続するなど底堅く推移し、6日連続で過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比2 pt高の652ptからスタートした。寄り付き直後こそプラス圏で推移したものの、すぐに売り優勢の展開。主力株の伸び悩みにより短期的な売り圧力が高まったものの、75日移動平均線を下回る場面では押し目買いも入るなど新興市場は方向感の乏しい値動きとなった。米国でのパウエルFRB議長の下院金融委員会証言への関心が高まる中、日経平均株価とTOPIXが揃って終値ベースで史上最高値を更新したことを確認すると、引けにかけて値を戻し、649ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアル<141A>やインテグラル<5842>などが下落した。 <SK>
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