国内事業の営業収益は前年同期比11.4%増の17.31億円、セグメント利益は0.44億円(前年同期は0.02億円の損失)となった。愛媛支社、東京東支店、そして大阪支店を中心に事業承継の取り組みが順調に推移し、合流前の保険募集人が取り扱っていた保険契約を譲り受けたことにより、損害保険の売上が順調に推移した。生命保険においては、提案スキル向上を目的とする人財育成の強化を通じて、法人契約を中心として生命保険の売上が拡大した。
海外事業の営業収益は同47.7%増の1.91億円、セグメント利益は同24.1%増の0.42億円となった。米国においては、新規保険獲得件数が増えたことや、既存の法人顧客の売上拡大に伴う保険料の増加、既存の法人顧客・個人顧客へのクロスセルなどにより、営業収益及び利益が大幅に増加した。今後もローカルマーケットの新規開拓に注力するとしている。
2024年12月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比118.8%増の77.63億円、営業利益が同77.1%増の2.74億円、経常利益が同69.4%増の2.61億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同49.2%増の1.52億円とする期初計画を据え置いている。
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