古河機金、上期経常は28％増益で上振れ着地

　古河機械金属 <5715> [東証Ｐ] が11月11日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比27.6％増の52.1億円に伸び、従来予想の45億円を上回って着地。
　通期計画の69億円に対する進捗率は75.6％に達し、さらに5年平均の48.3％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比65.7％減の16.8億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比23.5％増の17.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の2.5％→2.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回（2022年5月12日）発表の業績予想との比較において、売上高および営業利益については、子会社からの受取配当金の増加を主因とした増収を見込み、上方修正しています。これに加え、営業外収益に為替差益を見込み、経常利益についても、上方修正しています。また、特別利益に投資有価証券売却益を見込み、当期純利益についても、上方修正しています。（注）本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。