<動意株・31日>(前引け)=ブロメディア、トプコン、新日本電工
トプコン<7732.T>=ストップ高。株価は底値圏に位置していたこともあって、20%を大幅に超える上昇で1500円台に乗せてきた。同社は測量機やGPS関連分野で実績が高く、オプトエレクトロニクス技術を強みとしている。前週末28日取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の125億円から135億円(前期比2倍)に増額しており、これを好感する買いが集中する格好となった。スマートインフラ事業が部材不足の影響をこなし堅調を維持しているほか、欧米を中心に測量・レーザー機器の販売が好調で収益を押し上げている。
新日本電工<5563.T>=大幅高で続伸。株価は今月13日に322円の戻り高値を形成後、大きく調整を強いられたが、足もと売り物を吸収しリバウンド局面に転じている。日本製鉄系の合金鉄トップメーカーだが、足もとの業績は会社側想定を大きく上回る形で好調に推移している。前週末28日取引終了後21年12月期業績の上方修正を発表、経常利益を従来予想の55億円から69億円(前期比2.3倍)に、最終利益については40億円から78億円(同3倍)と従来予想に比べ約2倍となる大幅増額となった。合金鉄事業で、高水準の製品需要に加え販売価格も高いレベルで推移していることが収益を押し上げており、これを評価する買いを呼び込む格好となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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