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2022/04/15 - 冶金工(5480) の関連ニュース。 <3941> レンゴー四季報より 業種:パルプ・紙【特色】板紙から段ボール製品まで一貫。板紙専業首位、製紙業界3位。軟包装など樹脂系包装材も有力【克 服】段ボール原紙・製品は食品、産業用途に数量増。が、原燃料価格上昇や人件費増重い。軟包装も後退で一転続落。23年3月期は段ボールが食品、飲料、産業向け数量は着実増。値上げが進んで原燃料高を緩和、営業益反発。土地売却益なくなる。【転 嫁】2月から段ボール原紙10円/kg以上、製品や白板紙なども値上げ。埼玉・八潮に段ボール原紙の物流拠点4月稼働。2022年

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2022/04/15 17:34

<3941> レンゴー

四季報より 業種:パルプ・紙

【特色】板紙から段ボール製品まで一貫。板紙専業首位、製紙業界3位。軟包装など樹脂系包装材も有力

【克 服】段ボール原紙・製品は食品、産業用途に数量増。が、原燃料価格上昇や人件費増重い。軟包装も後退で一転続落。23年3月期は段ボールが食品、飲料、産業向け数量は着実増。値上げが進んで原燃料高を緩和、営業益反発。土地売却益なくなる。

【転 嫁】2月から段ボール原紙10円/kg以上、製品や白板紙なども値上げ。埼玉・八潮に段ボール原紙の物流拠点4月稼働。

2022年2月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-14.9%の340.00億円、経常利益-14.4%の370.00億円と減収・減益の見通し。

2017年9月6日の610円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年8月2日の1078円、10月4日の1064円、2019年4月2日の1071円と三尊天井を作って調整入りし、10月3日に748円まで下げて、2020年2月12日に918円の高値をつけたところで、コロナ相場入りとなって急落し、3月17日に660円でいったんの底打ちとなりました。ここからの上昇(C)で、2021年3月23日に1012円の年初来高値をつけました。そして高値圏のもみあいの中で、3月23日の1012円、6月8日の990円、8月2日の960円と順下げの3点天井となって下放れとなり、11月30日に767円まで下げて今年の1月18日に922円まで反発し、1月27日に828円まで押し目を入れ、2月16日に887円まで反発して小さな三角保ち合いを作って再度、下放れし、3月8日に730円まで下げました。ここから3月22日に821円まで戻して再下落となっています。
 

 

<5480> 日本冶金工業

四季報より 業種:鉄鋼。

【特色】ステンレス専業大手。ニッケル精錬から圧延まで一貫生産。高耐食・高耐熱など高機能材に注力

【増 勢】一般材、高機能材ともに需要回復が鮮明。原材料高の価格転嫁も進む。前号より営業益再増額。大幅増配。23年3月期も一般材が半導体や食品関連向けに順調。中国向け太陽光発電関連や半導体製造装置向けなど高機能材伸長。価格転嫁も継続。

【川崎製造所】薄板工場に戦略投資、24年11月稼働。フル稼働目指す新電気炉でコスト削減も。一般材のグループ販路整理。

2022年2月3日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+127.8%の140.00億円、経常利益+140.5%の120.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

2020年3月13日の1260円でコロナ相場での底打ちとなりました。ここから6月8日に1890円まで反発して7月31日に1418円まで押し目を入れ2番底をつくって上昇トレンド(A)を形成しました。この中で10月29日の1490円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)となって、2021年9月14日に2923円の年初来高値をつけました。ここから10月26日に2845円の2番天井をつけて急落し、上昇トレンド(B)を切って12月1日の2013円でいったんの底打ちとなりました。ここからの反発で今年の3月4日には3220円と2021年9月14日の高値を更新し、3月8日に2553円まで下げて3月28日に3025円まで反発し、再度、下げて下値模索となっています。
 

 

<4078> 堺化学工業

四季報より 業種:化学。

【特色】1918年創立で亜鉛から発祥。酸化チタン大手で電子材料や風邪薬『改源』含む薬品等も展開

【連続増益】収益認識基準適用で売上目減り。電子材料分野が拡大。有機化学品も順調。営業外に補助金。有証売却特益。70円配。23年3月期は誘電体関連が続伸。化粧品材料は復調。原材料高吸収し連続営業増益。

【生産余力】急伸中の積層セラミックコンデンサー用誘導体の生産能力は拡大済み。大阪医科薬科大学と共同で酸化亜鉛の抗菌・抗ウイルス作用確認、製品化を検討中。

2022年2月7日発表。2022年3月期本決算予想は前期比で営業利益+62.6%の70.00億円、経常利益+96.9%の79.00億円の増収・増益の見通し。

2019年8月29日の2148円の安値から、11月8日に2844円の高値をつけ、2020年1月28日に2177円まで押し目を入れ、2月12日に2462円まで戻したところで、コロナ相場入りとなり急落となって3月17日に1416円とコロナ相場での底打ちとなりました。ここから自律反発したあとの反発で7月22日に2165円まで上昇し、下値では1900円台前半で3点底(7月31日、10月30日、2月26日)をつけて、2021年3月29日に2243円まで上昇しました。ここからもみあって下放れとなり、5月27日に1740円まで下げたあと、大きな反発となって9月24日に2484円と年初来高値更新となりました。ここでいったん押し目を入れ2022年1月13日に2379円の2番天井をつけて、行って来いの下落となり、3月8日に1725円まで下げて3月28日に1968円まで反発しています。
 

 

<5702> 大紀アルミニウム工業所

四季報より 業種:非鉄金属。

【特色】アルミ2次合金地金の国内トップ企業。ダイカスト・鋳物用が主力。東南アジアで製販拡大

【連続最高益】アルミ2次合金は完成車減速も部品メーカーの生産続き国内需給締まる。製品との値幅確保で営業増益。増配。23年3月期は市況の高値圏継続。完成車の挽回生産でフル操業。タイほか海外も堅調で販売量拡大。最高純益連続更新。増配か。

【高度循環】リサイクル原料の選別システムを増強。アルミ生産時の電力使用多い輸入1次合金の利用量を減らしてCO2削減。

2022年1月31日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+100.8%の185.60億円、経常利益+106.4%の186.70億円と2期連続の増収・増益の見通し。

2020年3月13日の446円でコロナ相場での底打ちとなり、8月3日の460円を2番底にして上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2021年2月19日の762円の安値から角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、10月19日に2045円の年初来高値更新となりました。ここをピークに調整入りとなって上昇トレンド(B)を切って12月14日に1367円まで下落しました。ここから12月14日の1367円、2022年2月1日の1400円、3月10日の1436円と下値を切り上げる3点底となって、上値を切り上げる形となっています。この動きの中で、3月10日の1436円安値から3月24日に1745円まで上昇したところで、日経平均の急落につれ安し、4月7日に1456円まで下げています。

現在は、昨年12月14日の1376円の安値から下値を切り上げる3点底となって、この3点底に接近しています。3点底からの戻りを狙うところです。
 

 

<6882> 三社電機製作所

四季報より 業種:電気機器。

【特色】電源機器と半導体の生産が柱。金属表面処理用電源で国内首位。半導体はパワー系でニッチ特化

【続 伸】電源機器は部品調達難で台数伸び悩み。ただ半導体はアジア向け軸に産機用が想定超の伸長。前号比営業益増額。23年3月期は電源機器が前半は部品調達難続く。ただ表面処理用電源などは需要旺盛で台数伸長。半導体も高原状態。営業益続伸。

【エネルギー分野】燃料電池向けパワーコンディショナーや蓄電装置のインバーターの引き合い増加。脱炭素需要取り込み強化。

2022年2月25日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+140.4%の10.00億円、経常利益+126.8%の10.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

2020年1月22日の919円を高値に、その後のコロナ相場で急落となり、3月17日の423円、4月6日の422円と2点底をつけて、上昇トレンド(A)を形成しています。この中で9月25日の534円までの押し目から、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、2021年6月28日に1222円の年初来高値更新となりました。そこから8月20日に830円まで下げて三角保ち合い(C)を形成し、この中で6月28日の1222円、11月24日の1190円、2022年1月4日の1115円と順下げの三尊天井をつくって下放れし、3月9日に687円まで下げてもみあっているところです。

配信元: みんかぶ株式コラム

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