自動車向けシール材などが好調で業績は順調に拡大していたが、
仮に４００億円の補償費用を支払うことになれば、
四季報予想純利益９３億円は軽く吹っ飛び、大幅赤字に転落。
株主持分も０７年３月末時点で５０６億円であり、
その大部分が減少することに。


旭化成では補修費用を４００億円と見積もっており、
ニチアスに請求する方針
６万棟に使用されている３０分基準の建材についても
不正で認定受け
この６万棟についても住宅メーカーから補償請求を受ける
可能性はある。

業績予想を見直し大幅な下振れは必至。

ニチアス、３００億円の特別損失計上へ
http://www.asahi.com/business/update/1101/TKY200711010354.html

住宅約４万棟分などの改修費用の見込額３００億円を
０７年９月中間決算の特別損失に計上するという

偽装発覚の時期からいえば９月中間期の後発事象となるが、
偽装自体は９月までに発生しており、
偽装した製品の売上も９月以前に計上されていたわけだから、
当然、製品保証費の見積り修正として、
９月中間決算に織り込むことに。


弊社の住宅用軒裏天井および耐火間仕切壁の取替・改修等の費用
見積りに関するお知らせ
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/home/oracle/00/2007/3b01117/3b011170.pdf





ニチアスはストップ安気配、建材の耐火認定を不正取得(東洋経済新報社)
2007/10/31(11:11)
http://minkabu.jp/stock/5393/news/7004